芽吹きの色と伝統色

2024年04月23日 | 春の庭

雪が溶けダンコウバイも満開になりました。

 

芽吹きの早いカツラの可愛い新芽が少しずつ大きくなっていく様子を

毎朝ゆっくりお茶を頂きながら眺めるのが楽しみです。 (*^-^*)

日々変化するカツラの新芽の色はそれは素敵で

その淡くて微妙な色は日本の伝統色で表現するのがぴったりですね。

花葉色 金糸雀色 曙色 金茶 蜜柑色 鉛丹色 赤丹・・・

普段はあまり意識しないですが、芽吹きの頃の微妙な色合いは

日本古来の伝統色が思い浮かびます。 

色見本の美しい淡い色合いの帯を見ていると感嘆してしまいます。

天候や光の微妙な変化にも当てはまる色がありそうですね。

なんと伝統色は465色あって、日本人の感性の豊かさを思います。

 

花がたくさん咲いてきた鶯神楽の色も

日本の伝統色の中にありそうですね。

 

庭ではようやくぽつりぽつりとカタクリの花が上がってきました。

今年はアリが運んで咲かせてくれた花も多そうで

どこで咲かせてくれるのか楽しみでもあります。

 

ヒメイチゲも花は虫に食べられながらも開いているのがありました。

 

大好きなフデリンドウも見つけました。

 

外に出ているときれいな声で鳴く鳥が多くなってきましたが

先日すぐ近くでアオバトの声を聞きました。

聞き入ってしまうほど奇妙な声ですね。

そして昨日はツツドリなど今季初めての野鳥の声

春になったんだなぁと。

来月春蝉が鳴く頃になると、ホトトギス カッコウですね。

 

あちらこちらで地のスミレが咲いてくるのもこれからです。

楽しみな季節がようやく到来です。

 

 

     お立ち寄り下さってありがとうございます