朝のうちは晴れ間もあって、それほどの冷え込みはなかった。
飛騨地方の天気予報は下り坂とのことで、降る前に先日取り掛かった薪作りをすることにした。
それほど雪は積もっていなかったので、玉切りした丸太は簡単に掘り出すことが出来た。
細い木は二つに割り、太いのは4つか5つに割っている。
今日は素直な木が多かったので、スパッと割れて気持ちが良かった。
午前中2時間ほどの作業で、薪を軒下に積み上げることが出来た。
これ以上は筋肉痛になりそうだし、山里モードに切り換えるウォーミングアップとしてはちょうど良い。
畑には寒さに強いネギだけが少し残っている。
これ以上雪が積もると、どこが畑だか分からなくなるので、全部掘ることにした。
ネギは凍みていなかったので、泥の付いたまま新聞紙にくるんで置けば、しばらくは新鮮な状態で保存できる。
裏山を見回っていたら、ホダ木から椎茸が出ていた。
時期外れに出る椎茸は、すぐにカチカチに凍結して食べられないが、どう言う訳か軟らかかった。
夕食は飛騨ネギと原木椎茸を材料に、おかあさんが作ってくれる。
夕方散歩に出かけたら、急に雨が降り出したかと思ったらアラレに変わった。
相変わらず山里の天気は変わりやすい。
きっとお葱は柔らかくて甘いのでしょう。
以前、ネギの根っこを裏庭に捨てましたら、芽が出て育ち柔らかくて感激しました。
焼きねぎはピリッと辛かったけど、味噌汁の具は柔らかくて甘かったです。
ねぎは生命力が強いので、根が少し残っていれば育つし、寒さにも強いので重宝します。