名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

梅雨の晴れ間

2020年07月19日 | 趣味

↑高山市折敷地の丹生川ダム
今朝は5時ごろ散歩に出かけたが、湿った空気が
肌にまとわりつくような蒸し暑さを感じた。



この暑さで、クマゼミがシャーシャーと鳴き始めた。





白川公園でストレッチとカルガモ一家5羽の健在を確認し、
近所を1時間ほど歩いた。

住吉町の飲み屋街は、夜を過ごした若者グループが、
早朝の路上でたむろしている。

クラスター発生の話は聞かないが、3蜜のカラオケ店やスナックで
遊んだ若者たちがあちこちへ散って行く姿に怖さを感じる。

今日の最高気温は33度で、高温注意報と、熱中症の「危険」
レベルが出された。



身の危険を感じ、家で彫刻をすることにした。
仕掛かり中の高山住吉神社の護法神像模刻は、
全体の粗彫りが終わった。

赤身と白身の現れ方に、やや不自然さはあるが、
材料の特質と見ることにした。
あとは仕上げ彫りをしながら、形を整えて行く。



飛騨の山深い、旧丹生川村折敷地(おしきじ)にある住吉神社は
色々な思い出がある。


↑天然記念物の大ケヤキ
神社に安置されていた護法神は、二十数年に盗難に遭い、
未だ所在が不明である。



地名の「折敷」は木製の角盆のことで、ここに木地師が
住んでいたことを物語る。


↑木地谷渓谷
この辺りから木地谷渓谷を遡った所に、木地師の末裔が住む
五味原集落があったが、丹生川ダムの建設で水没し、下流の
集落に集団移住した。



木地師の多くは、惟喬親王の末裔で、小椋姓を名乗る人が多く、
その一人を訪ねて話をうかがったことがある。



度々通って見聞した話は、またの機会に書いてみたい。

コメント (4)
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