名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

大須観音から大須演芸場へ

2016年03月10日 | イベント

↑大須演芸場

朝の散歩は近場を歩いてきたが、空気がひんやりとして寒かった。

工事現場の朝は早く、タワークレーンが巨大な部材を吊り上げている。



納屋橋再開発のマンション棟は、隣のビルを追い越しそうな勢いで伸びている。



御園座共同ビルも地下工事から地表へ移り、鉄骨や鉄筋が何本も現れた。


↑大須観音

↑大須商店街


午後は、もと会社OB会サークルの例会で、大須演芸場へ行ってきた。



この地方唯一の常打ち寄席であったが、経営難でしばらく閉館されていたが、昨年の秋に経営者が代わり、耐震構造に改築されて再開された。


↑きれいになった客席

月のうち1日から10日までが常席で、残りは貸し席として営業をしている。
今日は千秋楽のせいか、新生演芸場効果なのか、入りは5~60人でまずまずのようだ。

出し物は落語や漫才、曲芸など寄席の定番で、寄席囃子はCDであったが、大衆芸能の雰囲気を楽しめた。
トリをつとめた真打ち入船亭扇遊の芸はさすがで、思わず頬がゆるんだり、大笑いで涙が出たりと、最後まで巧みな話芸に引き込まれた。


芸どころ名古屋と言われているが、東京や大阪のように寄席文化が根付いていない。
低俗なお笑いが幅をきかせる昨今であるが、新生大須演芸場が発展することを期待したい。
コメント (6)
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