名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

恵那峡めぐり

2016年03月16日 | 旅行


今朝は冷え込んだようで、宿の窓から見下ろすと船着場の桟橋が、霜で真っ白になっていた。
今日は薄曇りだが、まずまずの行楽日和になった。



朝風呂に入り朝食もバッチリ食べて、宿の下の船着場から遊覧船で、恵那峡めぐりに出かけた。


↑恵那峡大橋

両岸にそそり立つ巨岩奇岩を眺めながら、船はゆっくりと上流に進んでいく。


↑品の字石

↑金床岩

↑双子岩
水鏡は朝一番船だけの特権と船長がアナウンスしていたが、緑がかった水面は美しく、マガモやオシドリ、カワウなどが羽を休めている。






↑大井ダム

下船後はダム湖に突き出した「さざなみ公園」の遊歩道を歩いて、福沢桃介像・川上貞奴レリーフ、北原白秋歌碑などを巡り、弁天島の弁財天にも手を合わせてきた。





電力王と言われた福沢桃介は、諭吉の次女と結婚し福沢家に入った。
貞奴はわが国の女優第一号として一世を風靡したが、その後は桃介の事業を影に日向に支えたと言われている。



桃介と一緒に暮らした屋敷は、名古屋市東区の文化のみち二葉館として公開されている。
桃介は隠居後に東京の本宅に戻り、妻とともに晩年を過ごしたと言われている。

大らかな時代を絵に描いたような桃介像を、仲間たちは羨ましそうに見上げていた。
コメント
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