名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

友人のお通夜へ

2016年03月07日 | 雑感

↑白川公園
昨夜来の雨は上がったが、今日も空気が生暖かい。



この陽気で、下園公園のカンヒザクラも一斉に咲き始めている。



去年の今頃は寒の戻りで雪が降ったが、このまま春本番になるのだろうか。

友人の訃報を知り、お通夜に行ってきた。
中・高・大の同窓で、その後も年に数回ほど会って、食事をしたり旅行などをしていた。

つい先月も自宅を訪ねて、世間話でひと時を過ごした。
穏やかな表情を見て安堵したが、限られた時間を夫婦二人で、静かに過ごす切なさも垣間見えた。

通夜の会場で浄土真宗の導師が、読経の後に死と生病老ついて説いていた。
最近は葬儀場で読経や焼香だけでなく、お坊さんが生と死について話すことが多くなった。

含蓄のある話であったが、同世代の訃報に接するたびに、たどり着く先は死以外にあり得ないことを思い知らされる。



その儚さを悟って、今後の生き様を考えたいと思いつつも、いまだに時の流れに身を任せるしか術が見当たらない。
コメント (8)
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