3月27日は、公共交通機関では周りにくい寺院、神社を巡りました。
まずは、京都市内の南部、奈良県に近い綴喜郡井手町にある曹洞宗地蔵禅院です。
ご覧のように鐘楼の横にある枝垂れ桜🌸が見事です。
この妖艶な枝ぶりが何処かの枝垂れ桜に似ていますね!
それもそのはずで円山公園にある祇園枝垂れ桜と親木同士が姉妹木だそうです。
毎年、桜祭りをされており、近所の方々が手作りのお菓子や漬物、佃煮を販売されていますが、生憎のコロナウィルス感染拡大防止の為に中止になってしまいました。
樹齢280年と言われる古木で、京都府の天然記念物に指定されています。
境内には早くもシャガの花が咲いていました。
寺院の上には玉津岡神社が鎮座されています。
本殿は江戸時代の春日造。もとは椋本天神社で6世紀創建の古社です。
末社には橘神社があります。
この辺りは橘氏の本拠地で、その礎を築き、井手の里を世に出した橘諸兄ゆかりのお社でしょうか?
また、神社の参道を降ると"小野塚"があります。
小野小町の供養塔で一説には、ここ井手で没したと伝わります。
玉川の山吹を詠んだ歌碑です。
町には玉川が流れ両岸にはソメイヨシノが綺麗ですが、この日はまだ、咲き始め程度でした。
平成20年には「平成の名水百選」にも選ばれた清流です。
次に右京区小塩にある十輪寺を訪ねます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます