
4月4日、霊鑑寺の次に平安神宮へと来ました。






















神宮道に架かる高さ24m、幅18mの大鳥居です。
昭和3年(1928)に昭和天皇御大礼の記念事業として京都府技師・阪谷良之進の設計、工事顧問には武田五一が務めています。
昭和3年(1928)に昭和天皇御大礼の記念事業として京都府技師・阪谷良之進の設計、工事顧問には武田五一が務めています。
現在は国の登録有形文化財に指定されています。

平安神宮は平安遷都1100年を記念して明治28年(1895)に桓武天皇をご祭神に創建された神社で社殿は平安京の政庁・朝堂院を約5/8の規模で再現されています。




応天門、蒼龍楼、白虎楼などの社殿(何も重要文化財)は朱色に彩られ晴天の青空によく映えています。
北側に広がる神苑は南・西・中・東の四つのエリアに趣きの異なる広大な庭園が広がっています。
明治時代に活躍した作庭家・七代目小川治兵衛(植治)による池泉回遊式庭園です。
① 南神苑





八重紅枝垂れ桜が名高く、谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する桜です。


神苑には似つかわしくない?物が展示されています。
案内板にあるように京都市交通局2号電車です。
大変貴重な車両で3年前の令和2年に国の重要文化財に指定されています。
② 西神苑





西神苑の入口には茶室「澄心亭(ちょうしんてい)」があります。
「在釜」がかかっていて恒例の観桜茶会が4年振りに行われています。
今年は表千家社中の方が担当されていますが、茶道具は全て平安神宮の所蔵されている物が使われています。
茶室でお手前を拝見してお抹茶を頂きたかったのですが、14時20分の「都をどり」を予約していて時間が無かったので屋外の毛氈で頂きました。



西神苑も白虎池を中央にし、明るく開放感ある"植治"らしい庭園です。
次回は中神苑とその園路を外れた非公開エリアと神苑のクライマックス"東神苑"を書く予定です。
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