9月10日は中秋の名月です。
豊臣秀吉が築いた聚楽第跡に百有余年、暖簾を守る老舗和菓子司「塩芳軒」では十五夜と重陽の節供に茶席を設けられます。
茶席は店の奥の中庭に面した部屋に設けられ、部屋の設えを見学する事が出来ます。
茶券を出して待っていると菓子とお抹茶が供せられます。
菓子は主菓子には"月見饅"と干菓子がだされ、茶碗もひとつひとつ違ったものが出されます。
主菓子も宮中の行事が元となっているものが多いですね。
茶碗は利休好みの黒色の茶碗で、お抹茶を頂きじっくりと拝見させて頂きました。
今月15日〜17日には「月見の喫茶・うつわを愛でる会」が行われ"月見饅"が頂けます。
表の生地が羽二重餅なので食感が凄くソフトで美味しいです。
この日も多くのお客様が来店され、地元に根ざした老舗を感じました。
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