「この授業では特にですが、割と多数の人が自主的に発言をしなくて、進んで発言する人が何人かいますね。進んで発言する人の意見が、私はすごく嫌いです。というか、不愉快です。見ていて。自分が発言して他人が不愉快になる可能性があるなら、もしくはそうなったら申し訳ないので私は発言しません。発言の内容によるかもなんですが。」
まなざしの声
「まなざしの声?」
まなざしに声があるというのは奇妙な表現です。しかし、
「目は口ほどにものをいう」
といいますね。目はけっこう雄弁に、そして強烈に、獰猛にもの語るのではないでしょうか?
みなさんも何か公衆の面前で失敗こいたとき、どこからともなくあざ笑いとともに
「バカじゃねえ!」
「黙っていろ!」
「ウザイんだよぉ!」
などというまなざしの声を聞いたことがないでしょうか?
空気を読めない人間に告ぐ「黙りなさい!」
冒頭の文章は、授業で
「まなざしの声の正体は何か?」
というタイトルでレポートを書いてもらった中の一つです。
みなさんはこの文章をどのようにお読みなられるでしょうか?
これは今学校の〈真実〉です。この現実を理解できない「空気を読めない人間」こそが教員や親や周囲がどんなに「いい子=生徒」と言おうが学校では生きていけない破綻者なのです。
「いじめはけしからん」
などという陳腐な繰り言をくりかえしても何の解決にもなりません。いじめが悪いなどと言うことは言われれば分かります。彼ら=いじめる側はこういわれたら大人にこう返したいのです
「あなた方は必要悪というものを知らないのですか?ない方がいい、しかしそれはなければいけない。タバコは体に害である、などと言うではないですか。じゃあ、吸わなければいいではないか、とかんたんに言えますか?」
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