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南ア大統領がNATOの東方拡大を批判、「戦争は回避できた」 感情的な"ロシア悪玉論"に欠けるリアリズム的視点

2022年03月20日 06時04分42秒 | 日記

南ア大統領がNATOの東方拡大を批判、「戦争は回避できた」 感情的な"ロシア悪玉論"に欠けるリアリズム的視点

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写真はラマポーザ大統領(2018年時点)。画像:Alexandros Michailidis / Shutterstock.com

《ニュース》

ウクライナにおける戦争状態を巡り、南アフリカ共和国のラマポーザ大統領は17日、北大西洋条約機構(NATO)が東方拡大しなければ防げたはずだとし、NATOの対露姿勢を批判しました。

 

《詳細》

ラマポーザ氏は議会での演説で、こう述べています。

 

「もしNATOが、東方への拡大が地域の安定化ではなく、さらなる不安定化を招くという内部の指導者や当局者からの長年にわたる警告を聞き入れていれば、(この度の)戦争は防ぐことができたはずだ」

 

「ロシアに対して非常に敵対的な姿勢をとるべきだと主張する人たちもいる。だが、我々がとろうとしているのは対話によるアプローチだ」

 

その上でラマポーザ氏は、「力の行使や国際法違反を容認できない」と強調しながら、「調停者」としての役割を損なうとして、ロシア批判に加わることを拒否しました。同氏は10日、南アフリカ共和国がロシア・ウクライナ間の「調停役」となるよう依頼を受けたことを明らかにしています。

 

ラマポーザ氏はさらに、ウクライナとの停戦交渉が進展していることについて、ロシアのプーチン大統領から個人的に伝えられたことも明かしました。ウクライナのゼレンスキー大統領とはまだ会談していないものの、これから協議したいという考えを示しています。

 

ラマポーザ氏は、「他国のように大きな影響力を持っているふりをすることは望んでいない」としつつ、早期停戦を促す調停役を担うことに対して、前向きな姿勢を見せています。


ウクライナ情勢を受けベルギーが脱原発見直しへ 情勢不安定の時代は「脱原発」こそリスク大!

2022年03月20日 06時02分40秒 | 日記

ウクライナ情勢を受けベルギーが脱原発見直しへ 情勢不安定の時代は「脱原発」こそリスク大!

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ベルギーの原子力発電所。

《ニュース》

ウクライナ情勢を受けてベルギー政府はこのほど、脱原発方針の一部見直しを表明しました。

 

《詳細》

ロシアのウクライナ侵攻により欧州では、天然ガスなどのエネルギーをロシアに大きく依存している状況を脱却しようという議論が盛んです。依存度が高いままでは経済制裁などを行った際に"返り血"を浴びる可能性が高いほか、そうでなくとも化石燃料価格が高騰しているためです。

 

そうしたなかベルギー政府は、原油輸入の3割をロシアに依存していることを問題視。「今の地政学的な状況の中で化石燃料への依存から脱却する必要があり」「不確実性が高まる時代に、確実性を重視した」(デクロー首相)として、脱原発政策を転換しました。

 

国内発電量の7割を原発が占めていた同国は「国内の原子炉7基を2050年までにすべて止める」という方針を掲げていました。しかしこのほどそれを一部見直し、2025年に停止させることになっていた北部ドールと、南部ティアンジュにある原子炉それぞれ1基ずつについて、稼働を10年間延長することを発表しました。

 

連立政権を構成する7党が合意していた停止計画であったこともあり、大きな方針転換と言えます。


東京五輪の銀メダリストを抑えて元男性の女性競泳選手が全米大学選手権で優勝 性自認を性別の判断基準にすると不正や犯罪の隠れ蓑になりかねない

2022年03月20日 06時00分40秒 | 日記

東京五輪の銀メダリストを抑えて元男性の女性競泳選手が全米大学選手権で優勝 性自認を性別の判断基準にすると不正や犯罪の隠れ蓑になりかねない

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米メディアでも波紋を呼んだリア・トーマス氏の優勝。画像はGood Morning AmericaのYouTubeチャンネルより。

 

《ニュース》

米ペンシルベニア大学に所属しているトランスジェンダーで、元男性の女性競泳選手リア・トーマス氏が17日、全米大学体育協会ディビジョン1の選手権で女子500ヤード自由形を制しました。その結果が、大きな議論を呼んでいます。

 

《詳細》

今大会でトーマス氏は4分33秒24を記録し、米ジョージア州アトランタで開催される全米トップカテゴリーの大会においてタイトルを獲得した初めてのトランスジェンダー選手となりました。

 

1.5秒以上遅れてバージニア大学のエマ・ウェント氏が2位に入り、昨年の東京五輪1500メートル自由形で銀メダリストとなったテキサス大学のエリカ・サリバン氏は3位と続く結果となりました。

 

トーマス氏は2年前までペンシルベニア大学の男子チームに所属。その後、2月に行われたアイビーリーグ女子選手権では、500ヤード自由形を制覇し、200メートル自由形では大会新記録を出して優勝しました。こうしたことから、一部のチームメイトを含めて周囲の意見は二分しており、同氏の生理学的アドバンテージは不公平で出場を禁止すべきとする声や、女性として自由に競技するのを許されるべき、などの声が上がっています。

 

同氏は今大会後、自身をめぐる議論について抑えようとしたと明かし、「できる限りそうしたことは無視し、自分のスイミングに集中しようと心掛けている。レースに向けて自分のやるべきことをして、他のことは遮ろうと努力している」と語り、「ここにいることを喜び、レースに臨んで全力で戦うことを心掛けた」と話しました。

 

しかし、優勝者としてアナウンスされた会場は、まばらな拍手で、他の上位選手が大声援を受けていたのとは対照的な雰囲気に包まれていました。

 

トーマス氏がこのまま大会での実績を積み上げていくと、2024年のパリ五輪にも選出される可能性もあるといいます。