【保育士の給与は年収200万円で十分!? 維新の会の保育所民営化】

【保育士は年収200万円で十分!?　維新の会の保育所民営化】
維新の会がすすめようとする市立保育所の民営化。

「児童一人あたりの保育経費が民間に比べて高いという課題がある」とし、民営化の理由に挙げるのが「人件費」。

公立と民間の保育士給与は2.3倍の開きがあるとし、『課題』是正のため民間移管を進めれれば、保育士給与が約500万円から約220万円に下がるという計算。

官民含めた保育士の給与は月額約20万円。全産業平均より約9万円低く、民間保育所では10万円代の人が数多くいます。

府内の私立保育所に勤務する女性（25）の月収は13万円。手取りは10万円に過ぎないといいます。

これでいいというのが維新の会の政策です。

保育士の仕事が持つ社会的役割や専門性、労働者とその家族の生活をまったく無視する暴論。ただでさえ、保育士不足も年々深刻になるなか、これでは何の解決にもなりません。

そもそも、維新政治は、福祉職の確保・育成を目指す予算廃止など、保育現場の願いに逆行する施策を強行。
広く労働者に関わっては、最低賃金廃止や解雇自由の「チャレンジ特区」など雇用ルールの改悪を宣言してきました。

このまま、この維新政治が続けば、私たちの将来はお先真っ暗です。

柳本あきらさん、くりはら貴子さんは
●市立幼稚園の単純な民営化議論に終止符
●公私幼保の保護者負担の軽減と格差是正
●若者の就労支援の充実
●非正規雇用から正規雇用へ転換する企業支援
●働く女性が輝き、活躍できる府政に