シルバーウィークに出かけた「大雪山国立公園ぐるり一周キャンプの旅」で
娘二人と登った黒岳の記録です(シルバーウィーク)。
登山の概要
登った日:2009年9月21日
コース :黒岳7合目(リフト終点)~黒岳 往復
コースタイム
6:30 ロープウェー(層雲峡) 14:30
↓ 7:10 リフト(7合目) 13:20 ↑
8:00 8合目 (記録無し)
8:20 9合目 12:15
9:05 黒岳山頂(休) 11:00(30分休憩)
9:50 黒岳石室(休) 10:30
装 備:日帰り
使用カメラ:D80、OptioWpi
登山道付近にいた鳥など
ホシガラス、ウソ
植物
エゾオヤマノリンドウ、イワギキョウ、7合目より上の紅葉はほぼ終わりだ
が、見下ろすとダケカンバやナナカマドの紅葉がきれいでした。
5:30に起床し、昨日のモツ鍋の残りにウドンとモチを入れて食べ、テン
トを残したままロープウェー駅に向かいました(このことで、のちほどちょっと
苦労アリ)。
6:20にはロープウェー駅に到着。さすがにこの寒さの中、早朝から登山
する人は少ないようで(ただし、登山でないパックツアーの一行はあり)、ロ
ープウェーはガラガラでした。



5合目からのリフトに乗ると、リフト下の紅葉したチングルマには霜の花が
咲いていました。

黒岳7合目より上の斜面の紅葉はほぼ終わっていましたが、ミネカエデはき
れいな色。

そして、下を見下ろすとちょうどいい時期です。

娘たち曰く「カラフルな落ち葉」

地味な落ち葉

赤く色づいたチシマヒョウタンボクの実

8合目を過ぎると晩秋から初冬の景色になりました。

リフト終点から約2時間(9:05)で山頂に到着!

烏帽子岳方面の紅葉

北鎮岳から北海岳に至るお鉢の縁には数日前に降った雪が白く輝いてい
ました。

そのままスキーが出来そうな格好の娘たち
山頂は風が強いので、黒岳石室まで行って昼食をとることにしました。

降りきった所の南側の雪渓がまだあれば、雪ふみが出来ると思ったのですが
皆無でした。また、石室の飲料水となる雪渓もだいぶ小さくなっていました。

石室で昼食を食べているときに娘が見つけた顔(水タンク)。

石室からの登り返しが娘たちにはきつかったようです(休憩が長かったから
か?)。 ふざけているのか? 本当に疲れているのか?

再度山頂に上がると、日差しが強くなってきました。凌雲岳の斜面にヒグマ
を探しましたが見つかりませんでした。

11:30に下山開始! 今度は振り返らなくても紅葉が目に入ります。
暖かくなってきたので、軽装の登山者や子供連れがたくさん登ってきました。

リフトも下りの方が眺めが良かったです。今回もリフトと競争しようと思い
ましたが、娘たちに「ダメ!」と言われたし、ここで怪我をしたらどうにもな
らないのでやめました。
ロープウェーに乗るのに30分程待たされましたが、登山開始から約6時間、
層雲峡から8時間で登山を終了しました。
今回は娘たちにとって最高地点到達になり、がんばりましたね。
ロープウェー乗り場から車に乗って、テントを回収しにキャンプ場に・・・・

「えっ?」、車止めがしてある・・・・
昨日は車では入れたのに・・・・

テントサイトはやや湿っぽい。回収時もグランドシートは濡れてビシャビシャ
でした。
幸い、荷物は娘たちにも手伝ってもらって1回で運べる量でしたが、ちょっ
と大変でした。
撤収後、大雪湖~三国峠~糠平湖を通って、糠平湖にある「旧士幌線タウシュ
ベツ橋梁跡」展望台で休憩。

この時期は水位が高くて、橋はほとんど見えませんでした。
糠平温泉湯元館で入浴(16:00到着、17:00出発)。沢を見下ろす
露天風呂がなかなか快適でした。
そして、風呂上りに入り口の自販機に向かうとびっくり! 同期入社のTさ
んが「よおっ!」と声をかけてきました。
数年ぶりの再会。
娘がジュースを飲んでいる間に近況報告して、記念写真をと撮って別れました。

幌鹿峠を通って、17:30に然別湖北岸野営場到着。

暗い中でテントを立て、晩御飯は餅入り塩ラーメン。
本日の走行距離は80kmでした。