登った日 平成24年6月下旬
行程
7:00 登山口 14:40
7:30 一合目 14:00
8:00 風穴 13:35
8:40 4合目 ↑
9:20 5合目 12:40
10:00 8合目 ↑
10:20 山頂 11:50
(1時間半休憩)
登山道付近にいた鳥
エゾライチョウ、ツツドリ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、コゲラ、
クマゲラ、ビンズイ、ミソサザイ、ルリビタキ、ヤブサメ、ウグイス、
エゾムシクイ、オオルリ、エナガ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、キバシリ、
クロジ、ウソ、ホシガラス
開花中の植物
マイヅルソウ、イソツツジ、ズダヤクシュ、、コケモモ、イワウメ、
エゾノレイジンソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ウコンウツギ、
ノウゴウイチゴ、マルバシモツケ、チシマヒョウタンボク、ハイマツ、
ハクサンチドリ、他
6月下旬に登った雄阿寒岳の記録です。
朝早く目覚めて、ライブカメラを確認すると、阿寒湖付近は晴れて
いたので、予定通り阿寒湖方面目指して出発。
双岳台から目指す雄阿寒岳を望む。
登山口は阿寒湖の南東の端にあります。これが阿寒湖?と思うよう
な静かな入り江です。
水門を2回わたって湖岸から離れます。
10分ほど歩くと、阿寒湖の水が流れ込む太郎湖に着きます。
道東の森らしく、林床はシダやコケが生えています。
1時間ほど歩くと2合目をすぎた所に風穴があります。やたら涼し
いと思ったら、穴の中には雪がまだ残っていました。休憩するならこ
こがオススメですね。
4合目を過ぎると、林の間から阿寒湖の湖面が見えてきます。ち
なみにこの山の○合目標識は登山時間とあわないようで、4合目で
行程の半分、5合目で標高差の8割を登っています。
登山口のパンフレットにも書いてありますが、事前に知らないと
辛い気持ちになりそうですね。
雌阿寒岳の全貌が見えてきました。次はあそこへ!
5合目を過ぎると、新たな展望が開けます。登山道はやや平坦な
場所を通って、斜面の左側から登っていきます。
8合目付近からは阿寒湖を背後に見ながら登ります。
8合目から見た山頂方向。山頂部分は、遠方から見たのでは分か
らない複雑な地形になっています。
山頂直下の火口。
登山口から3時間20分。ほぼコースタイムで山頂に到着。
距離(片道6.2km)が長く、標高差(951m)も大きいので中々手
ごわい山でした。
山頂から見たパンケトー。
山頂ではあちこち景色を眺め、アマツバメやホシガラスを観察し
ながらのんびりと過しました。
大雪山や知床方面の展望も期待したのですが、水蒸気が多く残念
ながら遠方まで望めませんでした。
帰りは疲れた足をいたわりながら、私としては遅いペースで下山。
4合目付近にあった、宙ぶらりんの枯れ木。写真では分かりにく
いですが、中央に枯れた木が別の木に引っかかってぶら下がって
います。
帰りは次郎湖にも寄ってみました。こちらは逆光だったので、
朝に寄った方が良かったですね。
そうそう、今回は山にもって上がった水は1.5リットル。晴天と
予想よりきつかった事で、下りの5合目でほとんど飲み干してし
まいました。
太郎湖の湖岸を歩いていたら、水が湧いてる所が数箇所有り、
下りられる所もありました。
ついつい、砂漠のオアシスを見つけたように、その泉に下りて
手ですくってゴクゴク飲んでしまいました。
しかし、周辺の湧き水の量はハンパでない。
???
地形を確認してみると、湧き水というより阿寒湖の水が岩の
間を通って吹き出してるようです。
思えば、あんまり冷たくなく、美味しくも無かったような・・・
まあ、飲んじゃったものは仕方なし。
そろそろエキノ検診受けるかな。
動植物編は後日報告します。