月日が経つのは早いもの。
10月中旬に雌阿寒岳に登った時の報告です。
今年は職場に山好きの人が来たのですが、私は膝のケガでなかなか一緒に登れず。
なんとか、膝の状態が良くなったので、だいぶ寒い時期になってしまいましたが雌阿寒に一緒に登ることにしました。
今回は、若いの二人も誘ってにぎやかな登山になりました。
車2台で行ったので、一台をオンネトー側の登山口に置いて、10時20分に野中温泉側の登山口をスタート。
下界は紅葉が終盤。
みんな歩くのが早いのでついていくのがやっと。
見上げた山肌が薄緑色に光っていて、何とも不思議な色でした。
その理由は、ハイマツに着いた氷。
雨氷というのですが、過冷却状態の雨粒が物に触れたとたんに凍る現象。
色々なものが氷コーティングされてました。
雨氷の向こうにオンネトー。
石も。
砂を含んだのや。
ガンコウラン。
にょろにょろ。
歯が生えたトラロープ。
氷に封じ込められた紅葉。
優しい色になってます。
氷瀑のようなツララ。
登山道自体は凍ってないので、どんどん登ります。
っていうか、立ち止まっていたら寒い。
カエルの卵。
一瞬だけ見えた赤い池。
出発した時は晴天だったのですが、頂上に近づくにつれてガスに包まれてしまいました。
雨氷(上)と霧氷(下)がついたトラロープ。
登山口から2時間で山頂到着。
雪ではない氷で覆われた山頂付近の山肌。
風が強くて寒いので、早々に下山開始。
ずっとガスに巻かれていたので、残念ながら青い池は見えませんでした。
南斜面は氷は無し。
枯れたイワブクロ。
阿寒富士黒い山肌。
天気が悪かったので阿寒富士はスルー。
こちらのコースでは、少しの間だけ間近に見えるオンネトー。
どんどん下り。膝の調子も問題なし。
14時15分にオンネトー登山口に下山。
山頂からの眺めは無かったけど、色々な雨氷が見られて貴重な登山になりました。
この後は、野中温泉にのんびり浸かって、くまやき食って家に帰りました。
そうそう、「雨氷」の読み方は「うひょう」です。
ウヒョ~って感じですね。
意味不明・・・