コロポックル村で独り言

赤井川コロポックル村での活動内容や身の回りの出来事を面白可笑しく後継者(2代目)の目線から発信します!

春はもう少し先

2021-03-28 18:06:46 | 日記
赤井川村は現在積雪が70㌢程度ありますが

除雪の終わった場所ではハウスにビニールが張られ

そろそろ土をいじる作業や加温が始まりそうです。





半年ぶりに嗅いだ土のにおい、歩いた時の足の感覚。

やっぱり最高ですね…。たまらん。

この後一カ月程度出荷計画に合わせて順次ビニール張りが進んでいきます。

長期予報では4月からの3ヶ月、平年並み、もしくはもう少し温かい春になるとか。

降水量も平年並み。

誰でも想像できるような予報が出ていましたが…

そうなったらいいね程度で押さえておきます。。

最近今期のアスパラのスタートや注文、様々問合せが増えています。

今年も例年通り4月20日からの出荷を目指しますので

皆さまもうしばらくお待ちください。

種まきました

2021-03-19 19:12:39 | 日記
先日から色々な野菜の種まき始まっています。

アスパラメインの私たちですが

アスパラ以外の種も蒔いています。




でも写真はアスパラの種…。

アスパラ以外の写真は撮っておらず…。

この蒔いた種、アスパラの本格的な収穫が始まるのは3年後。

3年後の未来を想像しながらする種まきの時間。

楽しいに決まってます!

が、多少の勢いがないと出来ない量…。

今年のアスパラ植付予定は約22000本。

メイン3品種、試験8品種。

もちろん計画的よ!

今年もすんげぇ頑張ろう!!

やるからには徹底的に!!!

おいでやす

2021-02-23 18:19:07 | 日記
昨日2月22日より、次年度(と言っても2か月後…)のアルバイト募集を開始しました。

募集期間は1カ月を予定しておりますが、決まり次第終了する場合もあります。

今回の募集はざっくりと4月~10月位の期間、

半年程度コロポックル村で働いてくれる方を1~2名募集します。

とは言いましても、働き始める時期や終わるタイミングは相談に乗ります。

色々支援します。

私が言うのもなんですが…、

農業に興味があれば結構楽しいです!

田舎暮らしに興味があればかなり楽しいです!!

詳しく知りたい方はこちらをクリック  コロポックル村 募集中

お待ちしております!


ちなみに、5月~6月の1カ月半程度のお仕事

選果場内でアスパラの選別作業に関わる短期の募集は4月に入ってから行う予定です。(1名?2名?程度。)

情報更新しましたらお知らせします。

それでは

インフルはみんなが怖い

2021-02-07 17:51:10 | 日記
寒かったり暖かかったり荒れてみたり。

この時期この季節にしてはと納得しながら過ごす日々。
  
日も幾分長くなり気が付けば2月中旬に差しかかる。

もう一カ月も経てば赤井川村でも春の訪れを感じることが出来るだろう。

冬の半分を折り返したことに対し気分が上がる最近です。


養鶏業者にとっては非常に恐ろしい話しなのですが

例年にないペースで全国的に鳥インフルエンザの感染が広がっています。

今朝も千葉県で新たに感染確認され100万羽以上の殺処分がはじまったようです。

近年では鳥インフルは養鶏業者において他の要因を抑え圧倒的に恐ろしく高いリスクとなっています。

今シーズン日本で発生している鳥インフルの全てがウィンドレス鶏舎と言われる窓が無く

環境コントロールがされて、鶏もケージで管理された外部との接触のない鶏舎からの発生。

私たちのような小規模で平飼いをしている立場から言わせてもらうと???と思うことも多々ある飼養方法ではありますが

良くも悪くもそれだけ管理された鶏舎であっても発生するのであれば

根本的なリスクの見直しが必要になってきているのだと思います。

自然界に存在するこのウィルス。

封じ込め自体を不可能と認め、

違う形でリスクを分散するしかないように思えているのですがどうでしょう。

千葉県を例に出して申し訳ないですが、数か所の事業所の感染で千葉県で生産する

30%程度の鶏卵が無くなったこと、この事実に驚きません?

これは3密どころの話ではない。

大規模飼育、効率だけを考えた飼育はいまや飼養業者にも顧客にも大きなリスクです。

先日少し騒がれた歴代農水大臣の大規模養鶏業者との癒着、アニマルウェルフェア(動物福祉)に対しての指針

一部の人たちの既得権益保護のための賄賂の問題も全部つながるけど

これを機に大規模飼養の見直しをするべきじゃないですか??

物価の優等生を卒業して、卵価上昇は致し方ない世論を作るのにお金を使うべきじゃないのかな。

それが全てではないけれど、無理なくリスク分散や安全対策も出来ると思うけど。

ヨーロッパやアメリカをはじめとする成熟期に入った先進国では教育、授業でも取り入れて

長い期間をかけて家畜飼養における効率優先はダメだ、そしてそれが当然という世論を作ってきた。

民間も追随し様々な企業でアニマルウェルフェア対応以外は販売・使用しない

地域によっては流通制限となってきています。

そのような取り組みをしている企業の中に日本にも出店していて馴染みのある企業もありますよ。

とにかく日本は遅れている。いや、向かっていないのか…。

痛みを伴わない改革は出来ないので色々問題課題と山積みなのは承知だが

ここまで来たらこの鳥インフル拡大を機としていつも通りのウィルスの侵入対策や蔓延防止策の徹底だけでなく、

抜本的な飼養改革に乗り出してほしい。

時代に合った改革ができる、そんな政治家出てきて欲しいとつくづく思う。

ちなみにうちの飼養羽数は平飼いで約600羽。

昨年のコロナの影響を受けて飲食店出荷がガクンと減り飼養羽数を減らしています。

規模は小さくてもコロポックル村のお客さんには

卵の味以外にも飼い方だったり、考え方、鶏や私たちを信頼・共感して購入してくれたり

支えてくれる人たちがたくさんいます。

そのような方達から援護射撃を勝手に頂きながら、違った角度から業界の情報発信続けます。

ちなみのちなみにアニマルウェルフェアとは以下の基準となります。
① 飢餓と渇きからの自由 ⇒ 新鮮な餌及び水の提供
② 苦痛、傷害又は疾病からの自由 ⇒ 疾病等の予防及び的確な診断と迅速な処置
③ 恐怖及び苦悩からの自由 ⇒ 心理的苦悩を避ける状況及び取り扱いの確保
④ 物理的、熱の不快さからの自由 ⇒ 適切な飼育環境(温度、湿度等)の提供
⑤ 正常な行動ができる自由 ⇒ 動物が実行したいと思った自然な行動がとれる機会



話変わって最近の日課、犬の散歩。





2万坪のドッグラン。

広さを活かした散歩はまだ全く出来ていませんが

そのうち全ての土地を有効活用した散歩スタイルを確立させます。

以前働いてくれていた子が飼っていた時の情報として

子犬の時に毎日5時間以上散歩し続けた結果引き起こしたこと。

犬が「疲労骨折」…。

なので今は合計1時間程度に抑えることにしています。

帰ってきてからの爆睡姿勢は緊張感も何もない現代犬。



夏場に散歩時間を取りにくいことを考えて真面目にドッグラン作ろう…。

外部の誰かと話がしたい

2021-02-03 10:20:00 | 日記
新型コロナウィルスの拡大に伴い10都府県の緊急事態宣延長。

うーん、そうか、どうしよう…。

私は就農してから欠かすことなく毎年2月に関東や関西に出張に行くのが恒例で、

そこで販売先の新規開拓だったり取引先に今年の計画や状況を説明させてもらい、相談に乗ってもらったり

美味いものを食ったり、遊んだり…と、いわゆる商談をして

一年の生産販売計画を決めていたのですが、今年は無理そうだなぁ。

去年の暮れから「春までの間にどこか落ち着いたタイミング」で出張に行けないか計っていたのですが

行けるタイミングもうないだろうか。

3月になれば種まきやら除雪やら現場での農作業が出てくるし行きづらい。

最近Zoomでの打合せや会話をせずにメールのみで物事が決まっていく仕組みが増えてきたけど

どうも直接会って目を見て話せないのが私は苦手です。

農産物や商品単独の信頼はもちろん大事ですが、

私たちのような小さな商売って人間関係で成り立っている部分もあるじゃないですか。

昨年なんて人間関係でどれだけ助けてもらったことか。声をかけてもらったことか。

コロナ禍で大変だったことはもちろん忘れませんが、色々な人たちに助けてもらったことはもっと忘れないつもりですし。

「行けるけど行かない」と「そもそも行けない」とか

「会えるけど会わない」と「会えない」など似て非なる、その違いの大きさに

今更ですが悔しく、寂しく、不安に、なっております。

もうすぐ始まるコロポックル村のアスパラ達。

特に鮮度命、待ったなしの生鮮品は行き場を決めてから作る!

それが美味しさの秘訣であり商売の鉄則ですから。

出張行きたいよ~



さて本日大荒れですがこれから従業員と共に2日間の日程でフォークリフトの免許を取得しに行ってきます。

リフト持ってるけど、免許持っていない。

これもまた農家あるある。

前述とは違いますがこれも不安解消に向けての一歩でしょうか。