スパイ大国、そう呼ばれている日本・・・・・。
売国奴!!
目の前のお金と言う餌につられて、ちょっとした情報を渡す。
だけれどちょっとした情報と思うのは自分勝手な解釈で、その情報を渡した末には日本にとってどのような不利益が待っているのかは分からない事なのです。もしかしたらそれは子供たちの未来を潰すような結末待っていないとは言えない事。
お金の為だけじゃなくて信念の為になんて言うやつもいるかもしれないけれど、そんなのは自分についている嘘にしか思えません。自国の情報を漏えいする者なんて万死に値するって、私だって思いますよ。
そんな事を言うと右京さんに叱られちゃうな。
だけどだから内閣情報調査室総務部門の室長の気持ちは、少々分かってしまうと言うドラマ内Border越えしてました。
あっ、このBorder越えって言うのは、ドラマの「Border」を見てから、ドラマ内で自分の気持ちが犯人寄りになってしまった時に、ちょっとこの言葉を使っています。
もちろん右京さんの正義には100%共鳴します。何の権限があって、彼らに断罪を下すことが出来るのか。まさしく。
許せないけれど、罪の処罰を自分で下すことなど何人たりとも出来ないのですよ。でも証拠不十分で彼らを立件するのは難しい。
敢えて私は右京さんに聞いてみたいわ。
―じゃあ、右京さんならどうするの?
って。
もちろん右京さんなら必ず追い詰めて立件まで持っていくと言う正攻法を取るのだと思います。
でも右京さんでも出来なかったら・・・・?
彼ら7人の罪人はスルー?
結構テーマが重かったですよね。
だから私、ちょっとだけ思っちゃったんです。
初回からこの重さで大丈夫なのかって。
「相棒」って再放送を重ねて、新たなるファンを増殖してるんですよ。それはリタイアして家にいるようになった年配のおばちゃんだったり、部活が終わってしまった受験生だったりで意外とサスペンスファンど真ん中の人じゃないファン層を取り入れているんですよね。その人たちには、せっかくの朝ドラでまたまたお馴染みの顔になっている仲間さんをゲストにしたのに、この硬さかって。
そう、硬いし重い。
ちょっと眠くなってきちゃったり・・・・・・
ところがあの生き残りの警護している人たちが警察を巻いてしまったところから断然面白くなりました。
だいたい、あの尾行のやり方は何なの~!!
もう絶対にコメディ。
大笑いしていました。
ちょっと実家に帰っていて、いつもは「相棒」を見ていない妹とも一緒に見ていたのですが、妹が言うには
「あの場合、一人は残さない?」
いやいや、そういうレベルじゃないのよ~。
もう、どうでも良いのよね、あのシーンは。
「まかれました!」の説明シーンにしかすぎないわけだから。
でもさあ、あまりにも乱暴すぎるよね。四人で一人かのような動き方もおかしかったんだけれど〈コメディとして面白いと言う意味〉、車はどうしちゃったのかなとかなんか気になっちゃわよ。
まあ、仕方がないのよね。
なんたって
―細かい所が気になるのが僕の悪い癖
の人のドラマを見ているわけなのですから、見てる側も同様に細かい所が気になる視聴者になってしまったわけですよ。
そして彼らは一つの所に集められて・・・
ハハーン、これは犯人を自衛官に仕立てての一網打尽作戦だなと思いましたよ。
だけれどそこに右京さんたちが現れてはそうはならないのですよね。
今回は自衛官の自作自演もドミノ倒し的殺人も、ぐるっとまるっとお見通しだ!
って、ヒントがいっぱいだったのでテレビ前の人のほとんどの人がそうだったと思われるわけで、別に偉そうに言う所ではないのですが('◇')ゞ
でも前半の硬くて重いと言う印象になるのも回避する努力はされていましたよね。
なんと三回目の登場のホームレスの吉田一郎(松尾貴史)。以前の登場人物が出てくるのって、すでに「相棒」の定番のサプライズなんだけれど、何気に嬉しいのですよね。
どうりで昼間シーズン2の「神隠し」をやっていたのはそのせいなんだなと思いました。因みにシーズン2は2004年の作品で、10年経っているのですよね。プライド高く口の達者な所は変わらないのですが、なんとなく落ち着いて老けた感じがするのも無理はないですね。ああ、なんだかしみじみ~。
それからカイトパパと悦子さんとのご対面。悦子とカイトは結婚に向けて着々とと言う感じだったのですね。
それなのに悦子さんから、カイトパパとの仲直りと言う宿題を仰せつかってしまったカイト。その辺の人間関係が、今回の裏テーマになっていくのかもしれませんね。
そして一気に面白くなった後半・・・・・。
面白くなったけれど一気に終わった感もしちゃった!!
あれっ!?ってな感じ。
だけどだけど・・・・
ムムム・・・・
やっだー、仲間さん。
要するにこれ、準レギュラーの紹介編だったような。新たなるダークヒロインの誕生なのかな。
片山雛子のようなポジションの人になっていくんじゃないかと勝手に予想してしまったのですが、どうでしょうか。
勝手に予想と言えば、先に書いた恋人との結婚話、パパとの仲直り・・・・
そんなのが裏テーマであるならば、なんだかカイト君にフラグが立ちそうで怖いなとちょっとだけ感じた私です。
ちょっと書き残した事を拾って書くと
「お疲れ様」と「ご苦労様」の細かいことを芹沢に米沢さんが注意するシーンは、何気に最後に生きていましたね。
社美彌子が警視庁で右京たちと廊下で会った時にした挨拶は「ご苦労様」で、立場がはっきりとわかりましたよね。
そしてずっと険しい顔をしていた社美彌子でしたが、最後に
「あっ、来てたんだ~。」と優しい声と顔で言った先にいた子供にはビックリしました。
だけど最後に私、ちょっと思ってしまいました。今の「相棒」ではそれはないかもしれないけれど、もしも違うドラマ、または映画、それとも海外ドラマだったりしたら、残ったあの3人は その後、相次いで不審死を遂げて視聴者の気持ちを「なぜ、どうして。誰が?」とザワザワさせて終わらせたんじゃないかなって。もしも「相棒」でそれをやっ たなら、彼らの死を知って右京さんの頬がプルプル震えて終わりとか。そのぐらいのやつが見てみたいような気がします。
初回は2時間をちゃんと見たら結構面白くて今シーズンもなんか期待できるような気がしました。
なので「頬がプルプル」なお話も是非よろしくです。
そしてまた皆様、拙く更新も遅いレビューですがよろしくお願いいたします。
「相棒」始まりましたね。
さて、Kiryさんの感想とは関係無いことを書いてしまいます。
私が最近の「相棒」に対して感じている事なのですが、
私が「深い」相棒ファン、「真」の相棒ファンではないためか、
亀山薫ちゃんが相棒だった頃は薫ちゃんがコミカルな要素を持っていたためもありますが、
2時間スペシャルじゃない1時間物レギュラーの話は、もっと全体的に軽く、雰囲気が明るかったと思うんです。
再放送を見るとつくづくそう感じます。
今は重いし暗い感じがします。
それと、以前と比べて 「謎解き」の要素が少なくなった気がするんですよね。
1時間レギュラーはもっと推理小説的「謎解き物」として楽しみたいな…という私がいます。
だから、最近の「相棒」は自分にとって 「どうなんだろう?」と思ってしまう今日この頃なんです。
あと かなわぬ要望なんですが、
今回の「ファントム・アサシン」のようなエピソード・タイトルをオープニングの最後に表示してくれたら良いのになぁ…というのがあります。
いちいち新聞を見てタイトルを確認するのが面倒臭いし(怒られるかな?)、
また録画で取りためた話のそれぞれのタイトルが分からない…という事がありますので…。
>スティービー・ワンダーが大好きなので、このハンドルネームにしています。
ええ。ちゃんと覚えていますよ♪
>私が「深い」相棒ファン、「真」の相棒ファンではないためか、
それを言ったら私も同じですよ。
思うに、そう言った感覚の「相棒ファン」だった自分は、亀山が去ったあの時で一回卒業したんだと思うのです。
じゃあ今の私はと言うと、それは見守り続けていると言うか、そんな感じかもです。
でもやっぱりドラマとして、他の作品よりダントツに面白い時もあって、私の本当の「相棒」の卒業は、そのシリーズ最終回になると思います。
そしてその最終回には亀山薫がゲストで出て欲しいと言うのが、私の願いです。
>今は重いし暗い感じがします。
それと、以前と比べて 「謎解き」の要素が少なくなった気がするんですよね。
そうそう。私も時々、これに対してはストレートじゃないですが、言わせて頂いています。
特に前々回のシリーズだったかな?
社会派的なお話が続いて不愉快に感じた時がありました。
でもまあ、これだけ長くやっていると、いろいろですよ。「凄く良かったよ~♪」と言う出会いがあるかもしれないので、今シーズンも楽しみに楽しくいきましょ♪
>今回の「ファントム・アサシン」のようなエピソード・タイトルをオープニングの最後に表示してくれたら良いのになぁ…
ふむふむ、なるほど~。いやいや、思わずハッと気が付きました。私が感心してどうするんだって。
かなわぬ要望にしても、私に言ってどーすんだって〈笑〉
「ふむふむ、なるほど~」で終わっちゃいますよ。
まったく意識したことがなかったのですが、入ってなかったんですね。今度意識して見てみます。
HPにはご意見欄はないのですが、スタッフブログのコメント欄に書き込んでみるのも一案じゃないかと思います。
それでは、また~。