人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

あなた、旦那さんが泥棒しようと言ったら、一緒にどろぼうする妻になりなさい

2012年05月24日 | お気に入りの言葉

 今日の詩篇明日の詩篇 羽鳥明著より
花嫁の道
娘よ、聞け。心して耳を傾けよ。あなたの民とあなたの父の家を忘れよ。
そうすれば王はあなたの美を慕おう。彼はあなたの夫であるから、
彼の前にひれ伏せ。(四五・一〇、一一)

詩篇四五篇は、王の宮廷の詩人が、王の結婚式で歌い上げた詩とされています。
この王の花嫁は、異邦人の女、卑しい出自の女だったらしく、いわば玉のこしです。
そこで詩人は花嫁に向かって素直なことばを贈っています。
「自分の民と自分の家のことを忘れて、あなたの夫に傾倒しなさい」と。
自分の出た民や、父の家を忘れるとは忘恩の徒になれということではありません。
現代ふうに言えば、親離れ、乳離れして、夫と一つに結び合わされ、夫のものになりきれということです。
親離れしない夫婦は、必ず問題を起こします。マザコン夫も同様です。
聖書的に言えば、「父母を離れて、配偶者と結び合い、ふたりは一体となる」ということでしょう。
夫婦の間について、三浦綾子さんがこういうことを言っていたと思います。
とにかく夫を批判し、夫を他と比べる妻の不平不満に、「あなた、旦那さんが泥棒しようと言ったら、
一緒にどろぼうする妻になりなさい」と言ったのです。
もちろん、どろぼうを勧めているのではありません。
親を離れて一体となる原則を指し示しているのです。
このことは、私たち本当の幸福が、自我を離れ、神一辺倒になりきる、自我に死んで神に生きるところにある真理を表しています。
真実の神の愛を知る者は、自我に死んで、神に生き、本当の幸福を知るのです。
これこそ、神の花嫁となる道です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿