後悔。

　かみ食らういなごの食った年をわたしはあなたがたに償う。ヨエル2:25

　せっかくのチャンスだったのに!
　もし、あれさえ・・・だったら・・・。

　せっかくのチャンスを逃してしまったことを悩むのは良いことですが、
それによって惨じめになるのはとてもつまらないことです。
私たちは過去を振り返るとき、何か後悔せずにはおれません。
また、そうあるべきです。
しかし私たちは、正しい後悔と、間違った心の状態との微妙な違いを知らなければなりません。
主に、あなたの"もし、あれさえ・・・"をささげなさい。

　・・・主が語られた譬話に出てくるぶどう園の農夫たちのことを考えなさい。
ある者は1時間しか働かなかったのに、みんな同じ賃金だったのです。
これを私たちの人生に当てはめてごらんなさい。
　まさに、人生を終わろうというときに、神の国にはいる人々もいるのです。
彼らは、主を信じていなかった長い年月を悔いるかもしれません。
しかし、たいせつなことは、彼らは今、神の国の中にいるということです。
もし、あなたがクリスチャンであるならば、たいせつなのは昔どうであったかではなく、
今、どうなのかということです。

　主イエスさま、私は"もし、あれさえ・・・"という思いをあなたにささげます。今、ここで私を忠実な働き人にしてください。

　コーリー・テン・ブーム著　「日ごと新たに」より