氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

基隆天麩羅

2006-07-15 09:30:01 | 台湾懐旧
台北の夜市で「基隆天麩羅」の屋台を良く見かける。
「基隆」は北部の港町で有名な地名です。
「天麩羅」と言っても衣の無い魚のすり身を揚げた「薩摩揚」でした。
「日本時代」の名残でしょうか「テンプラ」と発音します。

面白い事に「関西」でも「薩摩揚」の事を「天麩羅」と言う・・・
衣の付いた「天麩羅」も「テンプラ」と呼ぶのでややこしいのですが。
オデン種の「ごぼう巻」は「ゴボテン」で「薩摩揚」は「ヒラテン」です。

「基隆天麩羅」は四角な「ヒラテン」を対角線上にニ分割した「三角形」で
揚げたての熱々を赤いソースを付けて食べる。
お味は日本の「薩摩揚」と同じで美味しかった。