ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

お盆入り

2009-08-13 | 緑の花

写真はオオウバユリ(大姥百合)
だんなの職場でウバユリを見た後に、図鑑を調べてたらオオウバユリというのもあることを知った。
その時はウバユリよりも大きいという印象しかなく、そのうちウバユリ同様あっさりと見られるものかと考えていた。
今回、山形に旅行に行った際、道端に咲いているのを見つけた。
見上げるほどのその大きさに仰天しながらも、やはり山で運が良ければ見れるものだと思い込んでいた。

ところが、帰宅後にネットでオオウバユリを調べていたら、それがとんでもない間違いであることに気づかされた。
なんと開花するまでに十数年、条件が悪ければ数十年もかかり、しかも開花後に種をつけたら枯れるだけの運命にあるという。
生育場所も寒い地方らしく、北海道では珍しくないようだが、本州などでは標高の高い所でしか見られないらしい。
この事を知って、とんでもない幸運だったのだと、写真を見ながらこの花の末期をしみじみと感じている。


今日も朝から青空が広がった。
とは言え、一日中こんな調子ではなく、昼前後には黒雲が広がったりで、はっきりしない空模様。
朝のお日様に気を良くして、布団パッドも洗ったので、ちょっと気を揉まされたが、夕方までにはどうにか乾いてくれた。
でも、ぱりっとではなくて、気持ちしっとり。

お盆に入り、世間では新盆まわりで慌ただしい様子。
義父も近場を回ってきたようで、買物から帰ってきたら、台所に缶ジュースが並んでいた。
地区内ではお返しは基本的にせず、缶ジュースやビールなどで済ますことが、暗黙の了解になっているらしい。
明日以降は他地域の知人宅などを回るようなので、そのお返し品に煩わされそうだ。

じゃんがら念仏踊りも動き始めたようだ。
買物帰りの道路でも、じゃんがら部隊を乗せたマイクロバスと擦れ違ったりしている。
近くからも軽快な太鼓と鐘の音が響いてくるが、すぐ近くならいざ知らず、わざわざ出かけてまで見物するつもりもない。

義母の時はやはり天候不順の寒い夏で、雨の中での踊りとなったが、終わった後はガクガクと震えていたりで気の毒に思ったっけ。
とは言え、これだけ暑い中でも、踊る方はきつかろうなと思う。
まあ、年に一度の小遣い稼ぎだし…なんて、シビアな発言をする地元民もいるのだけど。

娘はまた顔に傷をこさえてくれた。
今回は目の周辺でなくて、それはそれでよかったのだが、口の下、顎の辺りに一直線の赤い痣が…。
廊下に出していたテーブルにぶつかったかららしいが、本当にまいってしまう。
それを見越して、台所からは出ないように扉を閉めていたのに、わざわざそこを開けて飛び出した結果なので頭痛が。
これ以上、顔に傷を残さないでほしいと、切実に思ってしまうこの頃である。
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