サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

201891 バーナンキFRB議長が米外交問題評議会で「米大手金融破綻処理へ法整備が必要」との発言

2009年03月11日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
201891 バーナンキFRB議長が米外交問題評議会で「米大手金融破綻処理へ法整備が必要」との発言
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/11 AM08


これは、これから起きうる米銀行大型連鎖破綻を暗示したものと考えます。

『FRB議長、米大手金融破綻処理へ法整備を』(NIKKEI NET)リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は10日、米外交問題評議会で講演し、経営の悪化した大手金融機関を対象に、金融システムへの影響を最小限にとどめて破綻処理する法制度が必要との認識を示した。危機の再発防止へ金融規制の包括改革の必要性も指摘。破綻が連鎖するシステミックリスクを監視する機関を設け、金融監督を強化するのが望ましいとの見方を示した。

議長は大手金融機関について「大きくてつぶせない」との認識が広がったことが規律低下など悪影響を及ぼしたと指摘。複雑な業務を展開する銀行持ち株会社や大手の証券・保険会社などを念頭に「秩序だった処理が可能な制度が必要だ」と述べた。

中小銀行に適用している政府による資産管理や、受け皿銀行に資産を承継するブリッジバンクなどを例示。大手金融機関を公的管理する枠組みの整備を求めた。日本長期信用銀行などを一時国有化した日本の仕組みに似たものになる可能性がある。
----------------------------------------------------------------

 

201862 政府紙幣についてビルトッテン氏の見解②

2009年03月11日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
201862 政府紙幣についてビルトッテン氏の見解②
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/10 PM10
 

『政府紙幣発行についてのビルトッテンの見解 国民の無関心と無責任が問題』(地声人語日記)リンクより転載します。
----------------------------------------------------------------
政府紙幣発行で、ハイパーインフレが起こるのではないか?という質問に対するビルトッテンの回答。

「民間銀行は1968年以降、平均でGDPの約6%のお金を作ってきました。ですから政府が民間銀行の代わりに政府紙幣を作るとしたら、GDPの5%とか10%という枠の中で行えば問題ないと思います。

しかし、それよりも私が良いと思う方法は、政府が作るお金の額を、毎年徴収する税金の一定割合以内に法律で規制することです。

その理由は、民主的に選挙で選ばれた政府が増税をするのは難しいため、この法律によって政府は新しいお金を作りたいときは、増税をしなければならないようにするのです。そうすれば政府はハイパーインフレを起こすほどの紙幣を作ることはないでしょう。

統計データで見ると、日本で作られたお金の、過去40年間の平均は、政府が徴収した税金の61%です。この数字から、日本政府はその年の税収額の61%を超えて、新しいお金を作ることはできない、という法律を作ればいいと思います」

リンク

本来は財政法で、国の予算は税金によって賄うことが定められ、財政赤字を埋めるための国債発行は禁止されていたが、国債発行を行ってしまった。だから、政府紙幣の発行額を抑える法律を作っても、政府は紙幣を際限もなく発行して、ハイパーインフレを招くのではないかという危惧はある。

しかし、政府は国民が選ぶものであり、国民が選んだ政府を信用できないというのなら、民主主義をやめるしかないとビルトッテンは言う。

国民の無関心と無責任が、民主主義にとっての最大の障害である。民主主義、民主政治、民主制といった、あらかじめ出来上がった制度があるのではなく、国民の不断の努力によって達成されるのが民主主義であると思う。

自分たちが選んだ政府の総理大臣や財務大臣をつまらない理由で、叩いて喜んでいる無責任さこそ、民主主義の障害になるものである。批判は良いが、ひたすら足を引っ張るだけという態度は無責任だと思う。

「。。障害は、日本のリーダーたちの対米従属や拝金主義だけでなく、私たち一人ひとりの「無関心さ」にもある。

。。私たちが経済や金融の奴隷になるのではなく、その仕組みは本来どうあるべきか、私たちは何をすればよいかを真剣に考えるべきである。」

リンク

 ~後略~
----------------------------------------------------------------