203019 「日本に永住したいくらいだ」~欧米人から見た素敵な江戸時代の日本
猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/27 PM11
『素敵な江戸時代』(月刊・沈黙の兵器 第00041号 '08/07/30)リンクより転載します。
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~前略~
たとえば江戸中期から特に末期に日本を訪れた欧米人の、日記や手紙が残っている。それによると、「日本に永住したいくらいだ」、とまで書いているものが多数あるそうだ。
より具体的に、欧米人から見た、当時の日本のスゴいところを挙げると:
●平和である。(当時、欧米は侵略戦争に明け暮れてましたからね)
●道を歩いていて、ゴミが見当たらないし、糞尿の臭いがしない。(当時ヨーロッパでは、糞尿を家の窓から道路に捨てていたところが多かった)
●道や家が小綺麗で、玄関や庭、そして山野にも、美しい花が多く咲いている。(特に冬に咲くツバキは感激され、ヨーロッパでの小説「椿姫」にも影響している)
●人々は礼儀正しく親切で笑顔にあふれている。特に父と子が楽しく遊んでいる。仕事帰りの夕刻ともなれば、父は子のため、玩具などのお土産を買って家路につく。
●食事は質素だがバリエーションがあり、山海の食材に富んでいる。肉食はしない。料亭といわれるところに行けば、数十種類もの食材で作られた料理がでる。
●教育のレベルが高い。田舎の農民の娘までも、読み書きができるものがいる。子供が凧揚げに興じる時、凧に描かれた人物絵の説明文を得意気に読む。
●職人のレベルが高い。特に和服や玩具、刀や絵画彫刻、和紙など生活用品。(和紙製の雨合羽など、西洋のゴム製より通気性も良く、感嘆されたようだ)
ゲゲなんじゃこれ、「笑顔にあふれ、特に父と子が楽しく遊ぶ」ところが印象的だ。父が子と遊べる時間があったってことは、ゆとりの生活をしてたんだぁ。21世紀の日本より、江戸時代の人々は幸せだったのかもぉ~?
ある欧米人は、「地上で最も『天国』に近い国」、とまで絶賛した。日本に開国を恫喝したペリー提督の、部下の一人は、
「この素晴らしい国を、世界の現実に巻き込もうとする我々自身に、疑問すら感じる」
とまで書いているのだ。その疑問というか不安は的中して、その後、日本は戦争の時代に突入するわけです。
~後略~
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猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/27 PM11
『素敵な江戸時代』(月刊・沈黙の兵器 第00041号 '08/07/30)リンクより転載します。
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~前略~
たとえば江戸中期から特に末期に日本を訪れた欧米人の、日記や手紙が残っている。それによると、「日本に永住したいくらいだ」、とまで書いているものが多数あるそうだ。
より具体的に、欧米人から見た、当時の日本のスゴいところを挙げると:
●平和である。(当時、欧米は侵略戦争に明け暮れてましたからね)
●道を歩いていて、ゴミが見当たらないし、糞尿の臭いがしない。(当時ヨーロッパでは、糞尿を家の窓から道路に捨てていたところが多かった)
●道や家が小綺麗で、玄関や庭、そして山野にも、美しい花が多く咲いている。(特に冬に咲くツバキは感激され、ヨーロッパでの小説「椿姫」にも影響している)
●人々は礼儀正しく親切で笑顔にあふれている。特に父と子が楽しく遊んでいる。仕事帰りの夕刻ともなれば、父は子のため、玩具などのお土産を買って家路につく。
●食事は質素だがバリエーションがあり、山海の食材に富んでいる。肉食はしない。料亭といわれるところに行けば、数十種類もの食材で作られた料理がでる。
●教育のレベルが高い。田舎の農民の娘までも、読み書きができるものがいる。子供が凧揚げに興じる時、凧に描かれた人物絵の説明文を得意気に読む。
●職人のレベルが高い。特に和服や玩具、刀や絵画彫刻、和紙など生活用品。(和紙製の雨合羽など、西洋のゴム製より通気性も良く、感嘆されたようだ)
ゲゲなんじゃこれ、「笑顔にあふれ、特に父と子が楽しく遊ぶ」ところが印象的だ。父が子と遊べる時間があったってことは、ゆとりの生活をしてたんだぁ。21世紀の日本より、江戸時代の人々は幸せだったのかもぉ~?
ある欧米人は、「地上で最も『天国』に近い国」、とまで絶賛した。日本に開国を恫喝したペリー提督の、部下の一人は、
「この素晴らしい国を、世界の現実に巻き込もうとする我々自身に、疑問すら感じる」
とまで書いているのだ。その疑問というか不安は的中して、その後、日本は戦争の時代に突入するわけです。
~後略~
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