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幸せの雲と整体師  

呉市広の整体院 木村です。
(腰痛、肩こり、生理痛、不妊症など)
とびしま街道やランチなどの日記です

四十五番札所 岩屋寺

2007-08-10 18:10:56 | 四国
45番札所 岩屋寺に行きました。
駐車場に車を停めて、ここからかなり歩いて上るようです。

ここで出合ったお遍路さん、昨日の夜、岩屋ホテルの横の
お遍路さんが泊まれるところに向かって歩いていた若い人、
もう一人は、朝早くに自転車の前に菅笠をさげて軽快に坂道を
下ってきた若者。二人が岩屋寺で出会って長い坂道を話しながら下って来ました。

お遍路さんのかっこうをしていると誰でもすぐに会話できます。



上り始めると日差しもどんどん暑くなってきました。
降りてこられるお年寄りのお遍路さんが
「お参り~、まだまだ ながいぞ~ がんばって~」
と声をかけてくれます。
上の写真の場所は、映画ロード88で撮影された場所です。



やっとたどりついて一息。奥にはかなり古い建物があります。
何百年も立っているでしょう。
さっきの大宝寺よりもお遍路さんは多いです。



岩の間にはしごで上がれるようになっていますが、ちょっと危ない感じです。
上にも数人しか立ってる場所はありません。
山の上によくこんな修行の場所を見つけたものだと感心しますね。

またあいましたね。まあ、順番ですから当然といえば当然なのですが、
同じ日に同じお寺というのも何かのご縁です。



お寺を下ってくるとそこに流れている川は、仁淀川の上流になります。
景色は最高です。

次に向かう前にちょっと早いけど、久万高原町に戻り昼食にします。
その間、またまた数名の歩き遍路さんにあいました。
足の悪い女性の一人遍路さんも見かけました。
どの人を見ても、とても爽やかな感じがします。

迷ったら来るところがお遍路ではなさそうだと感じました。
四国にもって行くと良いものといえば、四国で売っていないもの、
それぐらいに身軽なほうが良いということを書いた本を読んだことがあります。

しいていえば、花の名前や鳥の名前、虫の名前などを知っていれば
話しかけるように関わっていけそうだと書いていました。

歩き遍路には三番までうたえる歌があったほうがよさそうです。



今回の家族旅行の記事

 1. 野球は坊ちゃんスタジアム
 2. 久万高原 真木食堂
 3. 面河渓谷 1
 4. 面河渓谷 2
 5. 久万高原ふるさと旅行村
 6. 四十四番札所 大宝寺
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四十四番札所 大宝寺

2007-08-10 14:26:48 | 四国
お遍路は四国八十八箇所のお寺を回るわけですが、
お参りして納経することを打つといいます。

順番通りにまわることを順打ち、88番から逆に回ることを逆打ちといいます。
久万高原の大宝寺は四十四番、ちょうど真ん中なので中打ちといいます。
かなり昔、九州や山口方面から来られた方は船の到着場所の関係もあるのでしょう。
中打ちをされる方は多かったそうです。



800年から1000年といわれる杉に囲まれた参道に朝日が差し込んでいます。
特に宗教とか信仰とかいうわけでもないのですが、何かのきっかけが
あったときに「動く」ということ、これを大事にしたいわけです。

この前読んだ本もそうですが、須藤元気がお遍路をした本も読みました。
これもおもしろかった。

納経所でいろいろと教えていただいて納経帳を用意し、まわり始めました。
ここで出会ったお遍路さんは、定年後と思われる男性、三名、それぞれに
一人で歩いています。あと、ご夫婦。
そして、小学校高学年か中学になったばかりぐらいの女の子とお母さん。

車のナンバーも岐阜、名古屋など遠い人が多いです。



立派な幹の杉をまわって登っていくと、木造の重厚な感じの山門があります。



納経所の人はとてもわかりやすい言葉で教えていただきました。
売店も兼ねているのですが、多く売ろうとはしません。
うちでそろえなくても他でもうってるから急ぐことはないといいます。

金剛杖はね、足の悪い人が使うんやないんよ、お大師様と一緒に歩くということや。

納経帳はね、本当は一家に一冊でええんよ。そして子、孫に引き継いでいくんや、
そうすると繰り返し回るうちに朱印で真赤になるよ。

白装束はね、死に装束やないんよ。無になることや。
お経を納めるのが本来やからね、できんかったら先祖供養と願いこといってよ。
まあ、がんばってよ。何かええことあるよ。
たぶんな、たぶんやぞ。

そんな会話をして、家族で「無になる」ことを始めました。
夫婦で一冊、子供それぞれに一冊の納経帳は、家族そろって完成
することはないかもしれません。
ここまでは家族、ここは兄弟で、ここは一人で、または新しい家族で、
早く始めた子供たちにとっては色んな思い出の納経帳になると思います。



塾いって勉強も大事だけど、なにか肌で感じることを
いっぱい体験させてやりたいと思います。

今回の家族旅行の記事

 1. 野球は坊ちゃんスタジアム
 2. 久万高原 真木食堂
 3. 面河渓谷 1
 4. 面河渓谷 2
 5. 久万高原ふるさと旅行村
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久万高原ふるさと旅行村

2007-08-09 16:27:59 | 四国
面河渓谷では雨がふってきてだんだん強くなってきたので心配だったのですが、
古岩屋トンネルを越えると道路も乾いていて曇り空でした。

キャンプ場は、他のお客さんがいません。
整備された芝の上にテントを張ります。



テントの前にあるこの大きな木。なにかパワーを感じます。
夕暮れなので、ジージーと虫の声が響きます。

今回使っているテントは2回目なので5分もあれば簡単に張ることができました。
張り終わったかというようにぽつぽつと雨が落ちてきました。

目の前に管理棟があってそこの玄関前に屋根があったのでその下で
夕食にしました。メニューは焼肉。
アウトドアといっても、ガスコンロを使って韓国風焼肉の網をつかって
簡単に済ませます。ご飯もパックのものをゆでて温めるだけ。



ゆっくり眠れました。朝はひんやりとしましたが寒いというほどでもなく
気分爽快な朝です。空気が澄んでて気持ちいい、まさに高原の朝です。

朝食も簡単にご飯をあたため、昨日、三坂峠で買った宇和島のじゃこ天を
火であぶってあたため、味噌汁は、愛媛といえばギノーみそ。
伊予の味噌というインスタントにしたのですが、これが安くてうまい!
帰りにスーパーでおみやげに買って帰りました。



いよいよ今日はお遍路スタートの日です。
この日は広島に原爆が落とされた日です。
8時15分までにお寺に行かなければ。・・・という計画で動きました。
計画は順調です。

少し余裕。この久万高原ふるさと旅行村には古民家があります。
茅葺の屋根の蔵、その下に茅葺の民家。



道路を隔てて池があります。ここには大きなカモの夫婦が。
人に慣れているのか目の前にいても逃げようともしません。



この茅葺屋根の家は、一昔前のものですが、小さい頃の記憶では
このような家はたくさんあったと思います。屋根が瓦になってるほうが
多かったのですが、家に隣接して立っている納屋などは茅葺だったような
記憶があります。なつかしいですね。縁側のある風景。
夏といえば、おばあちゃんの家で、いとこたちとあつまって
スイカにかぶりついては種を庭にとばしていた頃もあったなぁ。

そしておじさんは、ラジオでカープの放送を聴いて、数試合ぶりに
勝った試合を喜んでいたような記憶もあります。



家の中は土間があってかまどがあって、たたみの部屋の真ん中に囲炉裏があります。
このあたりも祖母の家と良く似ています。
柱の時計は、カッチカッチと大きな音でした。



昨日の雨はすっかり通り過ぎて今日はいい天気、お遍路日和です。



今回の家族旅行の記事

 1. 野球は坊ちゃんスタジアム
 2. 久万高原 真木食堂
 3. 面河渓谷 1
 4. 面河渓谷 2
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面河渓谷 2

2007-08-09 12:47:56 | 四国
面河渓谷は、緩やかに流れているところもあれば、白い水しぶきをあげている
ところもあって岩肌も滑らかな感じで綺麗なところです。



鮎を釣ってる姿を思い描いてみたり、炭火で焼いた鮎はおいしいだろうなぁと思ったりですが、
川のざぁーと流れる音がなんとも自然で心地よいのです。



紅葉の時期にはかなりの人が訪れると聞きましたが、なるほど
この場所もその魅力のひとつですね。



下の写真はかなり強い流れなので近づけませんが、上の写真の場所は
流れがとまったようなゆっくりした川原です。
ここには降りる場所があって、ふだんなら子供が川に入っていそうな感じです。
水はかなり冷たいんだろうと思います。



岩の形や配置が偶然とはいえ、すばらしくいいです。
あれがもうすこしこっちに・・ということもなく何一つ無駄がない。
自然が作り出した芸術ですね。
この下の写真の場所は、晴れた日、早朝、昼、夕方、それぞれに
感じてみたい気がします。



つるんとした岩をみていると、クジラが水面に背中を見せた時のようにみえました。

なぜ水がグリーンなんでしょうかね。不思議な美しさです。



もともとストレスは感じていないと思うのですが、ここにくると
なにか洗われるような、頭まですっきり空気が通ったような気がしました。
近くにこんなところがあれば、何度となく足を運ぶと思います。



今回の家族旅行の記事

 1. 野球は坊ちゃんスタジアム
 2. 久万高原 真木食堂
 3. 面河渓谷 1
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面河渓谷 1

2007-08-09 12:29:26 | 四国
久万高原ふるさと旅行村でキャンプの手続きを済ませ、時間があるので
面河に行ってみることにしました。
山の上の道路なので狭いのかと思えば、走りやすい道路です。
坂を下ると交差点ですが、このあたりでもまたまたお遍路さんにあいました。
歩きの若者、自転車の人。
標識を見ると、石鎚スカイライン、皿ヶ嶺、どちらもいってみたい。
2、3日高原でのんびりしないと無理ですね。
四国カルストもまたいってみたいと思うし。しかし、今回、経験したことで
驚いたのは山の天気、あれほど晴れから大雨まで体験するとは思いませんでした。



最初に車を停めた場所は、古岩屋といいます。
ここに国民宿舎があるのですがキャンプ場からは10分もかかりません。
風呂だけの利用も大人300円と安いです。
キャンプ場で食事を済ませた後、もう一度来ることになります。

夜、風呂に来る時には真っ暗ななか、歩いているお遍路さんを発見、
車を停めて乗りますか?とたずねました。
「あと少しなので・・・ありがとうございます」
どうも歩きにこだわりがあるようでした。
お遍路さんと初めて話してみたのですが、これが出会いですね。
疲れているのでしょうがとても爽やかな青年でした。



車を走らせ面河に向かいます。
調べておいたのですが、以前、南海放送の「もぎたてテレビ」で紹介されていた
石鎚レジャーランド。ここにゴーカートがあります。
雨でぬかるみがあるので泥よけのある二人乗り用だけ使えるということで
兄弟で乗ったのですが、敷地が狭いように思ったのですが
走り出してみるとくねくねと行ったり来たり、意外と長いコースです。



ここから面河までは5キロもありません。

手彫りのトンネルがあります。石鎚スカイラインの分かれ道を
まっすぐに進むと道が狭くなってきていよいよ渓谷という感じに。
この狭いトンネルがふたつ続いて、緑色の欄干の低い橋がありますが
停まって周辺を眺めてみると、谷がかなり深い。



橋におりて川の上流の写真。真下ののぞくとちょっと足がすくみそうです。



下流の写真。わかりにくいのですが、この橋のわきに遊歩道があって
かわらに向かって続いているようです。遠くにはさまれた断崖をつなぐ
橋が見えます。



面河に到着です。この時は雨が降ってきて雷もなっています。
写真でみえる橋の右側から山に数百メートル徒歩ではいると
第一キャンプ場、川の上流に徒歩ではいっていくと第二キャンプ場。
実は今回、ここのキャンプ場も迷ったのですが、選んでいたら大変でした。
雨が強く振る中で足場の悪いところを山の中へ・・
もしそうだったら車で泊まるはめになっていたでしょうね。



水があまりに綺麗だし、周辺の岩が水墨画のようで綺麗なのでもう少し歩いて見ます。
晴天もいいのでしょうが、雨もそれなりに美しい山でした。

今回の家族旅行の記事

 1. 野球は坊ちゃんスタジアム
 2. 久万高原 真木食堂
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