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幸せの雲と整体師  

呉市広の整体院 木村です。
(腰痛、肩こり、生理痛、不妊症など)
とびしま街道やランチなどの日記です

蒲刈・大浦の祭り 1

2009-10-06 05:30:41 | 蒲刈・とびしま海道
広島ブログ


とびしま街道は、蒲刈町の大浦。ここに昔から伝わる祭りがあります。

のどかな町です。
向こう側に見える波止場の石垣も古くていいです。
斜面に並んで建っている家も箱庭のようです。
日曜日、天気がよくて釣をする人もいますが、町では祭りが行われていました。



こんな感じ、行列も昔ながらのよさがありますね。
この行列の後ろに神輿が続いているのですが、この町は三つの神輿が町を練り歩きます。



行列が港まできたとき、海では櫂伝馬競走が行われていました。
ここの神社は海に向かって鳥居が建っていて、海から参拝したのでしょう。
この櫂伝馬はこのあと海から鳥居の前に向かいました。



この時の、競争は互角。人力とはいえ、早いものです。
太鼓をたたく人、後ろに立って指揮をする人。
なんと船の先頭に座っているのは小学生ぐらいの子供でした。



さて、神輿は、町を歩いてきていよい神社の参道を登っていきます。
これがまた森の中をくぐるように、いってみれば熊野古道のような雰囲気の
石段をあがっていくのです。



けっこう急な坂もあって神輿を押し上げるのにも大変そうです。
神輿の後ろに町の人もついてあがりました。



この階段を登ればいよいよ境内。
祭りのクライマックス。神輿の宮入です。



上にたどり着いたかと思うと休むまもなく、灯篭の周りを三つの神輿が
走ってまわり始めました。
目が回りそうな早いスピードです。



勢いをつけたところでそのままいっきに神社に走りこみます。
神社の前では鬼がそれを阻止します。
簡単に入れるものではありません。
引き返して、またまた、三つの神輿は灯篭の前を走りはじめました。
回転しながら、いくぞ、いくぞ、という雰囲気になってきて
それでもまだまだ速いスピードになるようにまわり続け、
それ!という感じでいっきに神社に突き進みます。



一回ずつ、拍手喝さいです。祭りの終わりを惜しむようでもあり、
地域がひとつになった日でした。



ひとつ入ってしまうと、あとは勢い、次から次へとなだれ込みました。

神輿が宮入りすると、階段を下りていって海に出ます。
櫂伝馬がもう一度、競走するのです。



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日高庄 (孤島児)
2009-10-06 14:43:25
蒲刈は古代の日高庄という荘園でした。
従って、大浦のいり口に突き出た岬の上に
日高神社が鎮座されています。
いかにも鎮守の森を想わす山道の参道ですね

大陸のシルクロードが文化や物資を運ぶ道だったように、瀬戸内海が畿内への海の道だった頃、このあたりは重要な交通路だったことが祭りに偲ばれます。とびしま海道ってすばらしい所ですよね~いつも金星さんの紹介に感謝します。呉市とびしまのメッセンジャーとして市長は表彰すべきです。
返信する
Unknown (てっち)
2009-10-06 21:25:44
勢いのあるお祭りですね!
お祭りのにぎやかな音が聞こえてきそうです。
海を舞台にしたお祭り、いいですね。
わたしはまだ見たことがありません。
いつか見てみたいです^^
返信する
Unknown (金星)
2009-10-07 00:46:14
>孤島児さん
若い人が減ってどの地区の祭りも大変なようですが、こうしてみんなで守っていこうとする姿もいいものです。
同じ島なのに始めて見にいってきました。

>てっちさん
島の祭り、おもしろいというか。
なにかうれしくなるような感じとジーンとくる
感動があります。いいものですよ。
返信する

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