かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

昨日は花祭り

2011-04-09 11:02:05 | 田舎の生活
地区の無人のお寺で甘茶がふるまわれた。
桶に入った甘茶をひしゃくですくって、小さな釈迦像にかける。



そして、ペットボトルに入れて持ち帰る。 
昔ながらの春の行事だ。

「天上天下 唯我独尊」

このポーズは、釈迦が生まれた時、七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して言ったという伝説からうまれたものだ。
一般に「唯我独尊」というと、「世の中で自分ほどえらい者はいない」といったように「自己中心」とか「傍若無人」というような意味で使われることが多い。
しかし、釈迦が説いたのはそういう意味ではなく、
この「我」というのは、決して釈迦自身だけのことを言っているのではなく、人間一人一人のことだそうで、
「独尊」とは、たったひとつの尊い使命ということで、決して自分一人が偉いのだということではない と。
だから、「天上天下 唯我独尊」とは、
天上天下広し といえども、
この世の中でみんなそれぞれにお互い自分というものは、かけがえのない尊い存在であり、かけがえのない尊い命であり、
その尊い使命を果たすべく、この世に生まれてきたのだということだそうだ。

ところで、甘茶は胃の機能を改善し、血行を良くするといわれているようだ。
そのほかにもいろいろ効能がありそうだ。
そういえば、子供の頃、ムカデに刺されたとき、甘茶を塗っていたような記憶が・・・・・


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