かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

マンボウの思い出

2009-06-04 11:19:45 | 田舎の生活
 突然ですが、
ふと、昔食べた食材が食べたくなることがあります。
そんな中のひとつにマンボウがあります。
子供の頃、夏休みに海水浴に行くと、時々磯の波打ち際に、身を大きく切り取られたマンボウの屍が捨てられていることが時々ありました。
こんな感じです。 


そんなマンボウの屍を見かけると、必ずといっていいほどその上に乗っかって、跳びはねたり、そぎとられた身の部分にたまった海水をバシャバシャかけるなどして遊ぶのです。
 今考えれば何が楽しいのかさっぱりわかりませんが、そんな無邪気な子供の頃もあったということでしょう。
だって、魚に乗れることなんて、この時以外にありませんから。
それに、マンボウはプヨンプヨンして気持ちいいのです。

子供の頃には、地区の浜に定置網があって、そこに時々マンボウが紛れ込んでいたのを、漁師さんが捕獲して、それを食べていたのだろうと思います。
マンボウの身は水分が多く、煮ても焼いても旨くないというのですが、あの頃はどうやって食べていたのだろうか?

白身で柔らかく、手で割いて食べると、柔らかいスルメイカのような味だったような記憶があるのですが・・・。
茹でたのを食べていたように思うのですが、あれは生だったのだろうか?
酢味噌かなにかをつけて食べていたのだろうか?
それとも肝和え?

一般には、刺身かてんぷらなどでいただくようです。
昨年テレビで見たけれど、高知県ではから揚げにして食べておりました。
特にてんぷらにすると旨いようで、まるでイカかエビ、どちらとも言えない味わいだとか。 
 
さらに、一番旨いのは腸だそうで、焼いて食べるとまるで特上の焼き鳥のようだとか。
さらに軽く干すと最上の酒の肴になるとか。
これは食べた記憶がないな。

水族館で眺めたことしかない貴方!

マンボウは旨いのです! 

うーん、マンボウが食べたーい。 

と思っている今日この頃です。 
ところで、当地区では、このマンボウのことを「バンボ」と呼んでいたように記憶しております。


 本日もご訪問ありがとうございます。

 「プチッ」と応援よろしくお願いいたします。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それは (ゴンザレス・伊藤)
2009-06-04 19:35:53
食うために切り取られた後の残骸なのでしょうか
何かで結構旨いと聞いたことありますが
安いらしく街の市場までは来ないみたいですね

ぷかぷか浮遊してるのでスクリューの犠牲も多いとか
一度食べてみたいものです

近日中は若田さんの飛行が近くでは無いみたいですね
観測できなくて残念です
返信する
残念 (まなごいしのもと)
2009-06-05 10:07:46
そうなんです。ゴンザレスさん。
食べるとこだけ切り取って、残りは本体ごと海岸に捨てていたようです。
遠い記憶では。

若田さんには当分お会いできませんか
・・・
返信する