-8日目(1993年1月2日)-
7時頃起床
夕べは皆さんが2階に上がってきたのも気づかず、よく眠った。
6時過ぎから目は覚めていたが、ゆっくりゆっくりベッドから出る。
顔を洗い、歯も磨き。
8時半から朝食。今日もおかゆ。
持参の大人のふりかけで3杯食べる。食欲は十分。
搭乗券、トレッキング許可証などをツアーリーダーのKさんから受け取り、出発を待つ。
けっこう霧が多く、飛行機のエンジン音は今朝はまだ聞こえてこない。
風がないので間違いなく飛べると思うのだが・・・。
うーん、雲が出てきた。
ルクラからカトマンドゥへと帰るのだが、このルクラ空港は、山間にあるため天候が安定せず、フライトキャンセルになることが少なくないらしい。
そのため、今回の旅行行程にも予備日が設けられていた。
予定時間になっても飛行機のエンジン音が聞こえてこず、
「飛びます」という知らせが届かないので、やきもきする。
ロッジの中ではちと寒いので、外で日向ぼっこする。
けど、太陽がしょっちゅう雲にさえぎられる。
外で子供たちの遊ぶのをぼんやり眺めながら時間を過ごす。
やっと11時前、ガイドのナヤンさんの合図があり、空港へ向かう。
トレッキングをサポートしてくれた皆さんにお別れしながら。
安全審査をすませ、有刺鉄線で囲まれたゾーンで待機。
やがて飛行機のエンジン音が聞こえ、11時半に最初の便が到着する。
ところで、ルクラ空港の滑走路内は生活道になっており、
荷物を背負った地元の人たちが行き来する、という光景もなかなか珍しいであろう。
その後たて続けに3便到着して、いよいよルクラからの出発の番となった。
まずは、Royal Nepalの飛行機が飛び立つ。
続いて我々が乗るNepal Airways便。
無事に搭乗して、ホッと一息ついたところで、ふと機内窓から外をみると、
な、なんと 私のザックだけがひとりぼっちで積み残されているではないか。
一瞬あせったのだが、次の便に積むからとの説明を受け、安心した。
ガイドのナヤンさんは、弟の奥さんにチケットを譲ったらしく、次の便とのことである。
このルクラ空港の滑走路は、石ころゴロゴロのなだらかな山腹斜面にある(現在は舗装されているようだ)。
そして、離陸時が怖い。
斜面の下の方へ向かって滑走するので、谷底へ向かって突っ込んでいくという感じである。
だから、離陸に失敗して、そのまま崖を転がり落ちるのではないだろうかとの不安がよぎる。
という私の不安に関係なく、無事に離陸できた。
12時出発
「さよーなら」
≪つづく≫
ご訪問ありがとうございます。
「プチッ」と応援 感謝
7時頃起床
夕べは皆さんが2階に上がってきたのも気づかず、よく眠った。
6時過ぎから目は覚めていたが、ゆっくりゆっくりベッドから出る。
顔を洗い、歯も磨き。
8時半から朝食。今日もおかゆ。
持参の大人のふりかけで3杯食べる。食欲は十分。
搭乗券、トレッキング許可証などをツアーリーダーのKさんから受け取り、出発を待つ。
けっこう霧が多く、飛行機のエンジン音は今朝はまだ聞こえてこない。
風がないので間違いなく飛べると思うのだが・・・。
うーん、雲が出てきた。
ルクラからカトマンドゥへと帰るのだが、このルクラ空港は、山間にあるため天候が安定せず、フライトキャンセルになることが少なくないらしい。
そのため、今回の旅行行程にも予備日が設けられていた。
予定時間になっても飛行機のエンジン音が聞こえてこず、
「飛びます」という知らせが届かないので、やきもきする。
ロッジの中ではちと寒いので、外で日向ぼっこする。
けど、太陽がしょっちゅう雲にさえぎられる。
外で子供たちの遊ぶのをぼんやり眺めながら時間を過ごす。
やっと11時前、ガイドのナヤンさんの合図があり、空港へ向かう。
トレッキングをサポートしてくれた皆さんにお別れしながら。
安全審査をすませ、有刺鉄線で囲まれたゾーンで待機。
やがて飛行機のエンジン音が聞こえ、11時半に最初の便が到着する。
ところで、ルクラ空港の滑走路内は生活道になっており、
荷物を背負った地元の人たちが行き来する、という光景もなかなか珍しいであろう。
その後たて続けに3便到着して、いよいよルクラからの出発の番となった。
まずは、Royal Nepalの飛行機が飛び立つ。
続いて我々が乗るNepal Airways便。
無事に搭乗して、ホッと一息ついたところで、ふと機内窓から外をみると、
な、なんと 私のザックだけがひとりぼっちで積み残されているではないか。
一瞬あせったのだが、次の便に積むからとの説明を受け、安心した。
ガイドのナヤンさんは、弟の奥さんにチケットを譲ったらしく、次の便とのことである。
このルクラ空港の滑走路は、石ころゴロゴロのなだらかな山腹斜面にある(現在は舗装されているようだ)。
そして、離陸時が怖い。
斜面の下の方へ向かって滑走するので、谷底へ向かって突っ込んでいくという感じである。
だから、離陸に失敗して、そのまま崖を転がり落ちるのではないだろうかとの不安がよぎる。
という私の不安に関係なく、無事に離陸できた。
12時出発
「さよーなら」
≪つづく≫
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