かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

応援の輪

2011-05-30 14:38:45 | 田舎の生活
台風2号は当地には大した被害を及ぼさず、ほっとしている。

東日本大震災から2ヶ月余りが経過した。
その間、ここ名取地区からは、歴史的に縁の深い宮城県名取市へ義援金を送らせていただいた。
過疎化著しい限界集落のため、合計金額は微々たるものかもしれないが、全家庭から募金いただいた。
そして、そのことに興味を持たれたという愛媛新聞社の記者が取材に来られて、新聞に掲載してくださった。



すると、新聞掲載の翌日、八幡浜市在住の方(名取地区出身)から「名取市へ送って下さい」と現金が送られてきた。
金額の多さにびっくりするとともに、添えられた手紙を読んで目頭が熱くなった。
「ご先祖様の功徳だと思っている」とも。
 
その後、新聞記事を知った名取地区出身の県外在住の方々からも義援金が寄せられている。
ありがたいことだ。
そればかりではない。
5月の連休明けには見知らぬ方から電話があった。
その方は八幡浜市出身で、転勤で名取市に15年間住まわれた経験があるという(現在は松山市在住)。
新聞記事を読んで、是非名取へ来て名取市のことを話したいということであった。
断る理由は何もない。大歓迎である。
そして、22日にその方が来られて、地区住民と1時間余り談話してくださった。



その方が勤めておられた会社が津波で浸水した写真を交えつつ、
名取市の思い出やかつての同僚の話など・・・。

 こどもたちは、大勢が応援メッセージ・寄せ書きに応じてくれた。


【小学生の寄せ書き】

みなさんに 感謝 感謝です。 


台風一過 本日もご訪問ありがとうございます。

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