サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

第五十六話

2010年10月15日 | 夢脳
上半身、裸でいる。
なぜか、真っ黒に日焼けしている。
なにやらコンテストのようなものが開かれていて、私は美しい肉体の何人かに選ばれたらしい。
メタボ体質を自覚しているので、おかしいなぁと思うのだが、腹筋の力が人並み以上に優れているらしい。
わけがわからないが、私は舞台の上に呼ばれる。
四角いテーブルがあって、一辺に3人づつ窮屈に座っている。
私も手前の一辺に、座ることになる。
なぜか私だけが左右に女性が座っている。
マイク越しの派手な紹介の声が聞こえる。
私はこんな席にいるべきではない。
そう思うのだが、どうしても座席から離れることができない。

図版:海和尚

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