キャッチボールをしようとしているが、相手が誰なのかよくわからない。
田舎の家で、池の一角に私は立っている。
キャッチャーミットを持つのだが、そのミットが突然ぐにゃぐにゃになる。
池の向こう側から、ピッチャーが投げ込んでくる。
かなりのスピードで手が痛いが、私は受けざるを得ない。
ボールは風を切って、変幻自在に曲がってくる。
ぐにゃぐにゃのミットで対応していることが信じられない。
何度かキャッチボールをしたあとで、そらしたボールが隣の家に入り込む。
ちょっと取りに行けそうもないところに入り込んだので、私はピッチャーに声をかけて「場所を変えよう!」と言う。
歩いて数分の小学校のグラウンドに行こうとする。
夕暮れ時になってきたので、果たしてボールが見えるかどうか、私は心配になる。
図版: 鎌鼬
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