
歌手・石川進さん死去…79歳、「オバケのQ太郎」「ど根性ガエル」主題歌など
夕刊フジ 11月1日(木)16時56分配信
“キューピーちゃん”の愛称で親しまれた歌手の石川進(いしかわ・すすむ)さんが29日、胃がん、肺気腫のため死去した。79歳だった。
栃木県出身の石川さんは、少年時代に米兵のブルースから影響を受け、東京薬科大に進学後もプロとして活躍。1958年「ダニー飯田とパラダイスキング」に参加し、坂本九とともにボーカルとして人気を呼んだ。
65年には「おはよう!こどもショー」で司会を務め、当時ロバくんの着ぐるみで声の出演をしていた愛川欽也とともに、童顔と独特の髪形から“キューピーちゃん”として子供たちの人気者に。
アニメの世界でも個性を発揮し、「ウメ星デンカ」「オバケのQ太郎」「ど根性ガエル」の主題歌や米国アニメの吹き替えで知られた。近年まで現役歌手としてハワイアンバンドを続けていた。
この人が「ダニー池田とパラダイスキング」で坂本九とともにボーカルで人気をはくしたりしたのは、かすかに覚えている。
なんといってもキューピーちゃん。そのオデコはちょっと忘れられないし、晩年になってもなんか不思議な髪型をされていた。
僕がやっぱり印象が強いのは「オバケのQ太郎」の主題歌である。
アニメの主題歌はみんなで競って覚えたが、今でも自信をもって歌えるのは、「オバQ」と「ゲゲゲの鬼太郎」かもしれない(笑)。
僕の田舎の家は、ちょっと離れに燃料で沸かす風呂棟があったのだが、着替えるところの硝子が湯気で曇っているので、そこにいつも一筆書きで漫画を描くのだ。
たぶん20年ぐらい、僕はいつも書いては消し、書いては消し、していたのだが、もちろん好きになった女の子の名前を書くこともあった。
けれどもとにかく「オバO」なのだ。
番組が終わってからも。
基本的には離れでひとりの空間なので、大声で石川進を真似て歌いながら、「オバQ」の一筆書きを能天気なことだが、たぶん何万回は描いているはずだ・・・合掌!
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