サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

濃い系/本郷功次郎(俳優)/74歳

2013年02月15日 | 毎日がメメント・モリ

「特捜最前線」本郷功次郎さん心不全のため死去 享年74歳

シネマトゥデイ 2月14日(木)21時44分配信

 ドラマ「特捜最前線」などで知られる俳優の本郷功次郎さんが14日、心不全のため横浜市内の病院で亡くなった。74歳だった。

 本郷さんは、1958年に大映に入社し若手スターとして活躍。市川雷蔵の『大菩薩峠』シリーズなど幅広い作品に出演し、1961年には日本初の70ミリ映画である『釈迦』の主演に抜てき。また『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』といった特撮映画にも主演した。

 その後は主にテレビドラマで活躍。特に「特捜最前線」の橘警部役で人気を博し、NHK「武田信玄」などにも出演した。通夜は今月17日、葬儀は18日に、いずれも自宅にて親族のみの密葬として執り行われ、後日「本郷功次郎を偲ぶ会」が開かれる予定となっている。

 死去にあたって、本郷さんの息子で同じく俳優の本郷壮二郎は、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーを通じて「親父は昔から凄く厳しくて、自分に対しても教育の上では一切手抜きをしなかった。私にも絶えず正面からぶつかってきました。自分から見た親父は、役者ではなく、父でした。しかし、自分が役者を目指したときから先輩として、誰よりも光るものを与えてくれました。自分が迷っている時には『自分の感覚を信じろ』と。それが俳優・本郷功次郎の信念だったのでしょう。親父、ありがとう」とコメントを寄せている。(編集部・入倉功一)

なんとなくこういう濃い顔の役者さんは、そんなに大作には出ていないにもかかわらず、すごく印象に残るのである。
柔道家、時代劇、警部もの、任侠もの、戦争映画・・・果ては『ガメラ』シリーズや『大魔神』まで。
そしてポスターに「本郷功次郎」と太い墨文字で書かれていたりすると、これがまことに映画の世界には似つかわしいのだ。
息子の壮二郎も父を追いかけてもらいたいものだ・・・合掌!

 


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