goo blog サービス終了のお知らせ 

サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

モミアゲ/尾崎紀世彦(歌手)/69歳

2012年06月01日 | 毎日がメメント・モリ

お酒が大好きだった尾崎さん 肝臓がんで逝く

デイリースポーツ 6月1日(金)21時33分配信

「また逢う日まで」の大ヒットで知られ、長いもみあげが印象的だった歌手の尾崎紀世彦(おざき・きよひこ。本名同じ)さんが5月31日午前0時5分、肝臓がんなどのため、東京・港区内の病院で死去した。69歳。神奈川県出身。葬儀・告別式は1日午前中、近親者のみで済ませた。

 尾崎さんは圧倒的な声量と歌唱力で1971年「また逢う日まで」で日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞した。ただ、ここ数年はがんの闘病が続き、昨年秋からは入院生活を送っていた。関係者によると、末期のがんだった。

 プライベートでは2度の離婚を経験。お酒が大好きで、酒が原因で身体を壊したことも。訃報に接し、多くの仲間が「酒を飲み過ぎなければ…」と悔やんでいた。

一日に二回剃らないとという伝説のある濃いモミアゲの尾崎紀世彦は、その体格といい音量といい日本人離れしていた。
「和製トム・ジョーンズ」も言い得て妙である。

父がイギリス人とのハーフだったから、クォーターにあたる。
もともとはグループコーラス出身で、 一時期テレビ主題歌なども吹き込んでいたので、そちらの方面のオタクたちにも話題がつきない人だった。

71年の『また逢う日まで』 が、なぜあんなに大ヒットしたのかはよくわからない。
和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」も72年だから、なんとなくバタ臭い声量型がもてはやされた頃かもしれない。

69歳で、妻とも別れており、肝臓病に苦しめられ、最近では女性誌の無責任な「失踪」報道の餌食にもされた。
バタ臭い魅力的な男たちに、静かな隠遁生活はどこか似合わないようなところもある。
なんとなく寂しくなる訃報である・・・合掌!
 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿