サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

公募校長(半分以上が問題ありということの驚き度80点)

2013年09月29日 | それでも世界は回る

大阪市公募校長制度見直し急務 セクハラやパワハラ…「11分の6」の衝撃 

2013.9.20 22:42 (1/3ページ)景気・労働・雇用
公募校長・区長の主なトラブル

公募校長・区長の主なトラブル

 大阪市の橋下徹市長が導入した公募制度で就任した民間出身の校長や区長による騒動が止まらない。とりわけ4月に着任した校長は11人のうち6人が不祥事やトラブルなどを起こしており、「11分の6」の衝撃は市議会の猛反発を招いている。前向きな取り組みを進めながらも手続きミスで問題化する事例もあり、今後も民間人校長を採用する市教委では採用基準や研修方法などの見直しが急務となっている。教育現場に新しい価値観を吹き込むことが期待される公募制度だが、市教委や校長の手探りが続きそうだ。

 

批判浴びる「欠陥」

 

 「校長は11人中、6人。教育崩壊以外の何物でもない」。20日午前、市議会の公明、自民、民主系3会派の幹事長らが橋下氏を訪れ、厳格な処分や採用方法に問題がないか点検を促す申し入れ書を渡した。

 校長職として3年の任期で採用され、他の職務に就けないという制度上の「欠陥」についても批判があった。橋下氏は「不適格なら分限対象。指導研修をして、適格性を見極める」と分限免職の可能性に言及。同席した市教委の永井哲郎教育長も「雇用のあり方を議論していく」と述べ、火消しを図った。

 校長11人は書類選考や2度の面接を経て、928人の中から選ばれた。3カ月間ほどの研修では法令や服務規程を勉強。3つの学校を訪れ、校長に付き添って実務を学んだ。

 ちょっとこれは「想定外」か。
だいたい、公募校長に応募する人間がどういうタイプなのかがよくわからない。
校長といえば、いちおう所属学校のトップということになる。
学校と言うのは、普通は小学校の場合だと、まあ1000人単位の生徒がいて、教職員や生徒の親を含めれば、相当大きな世界であり、企業社会でもこれぐらいの人数がかかわる世界20成り上がり、トップになるということも大変なことだ。

今回の11人の校長は、928人の中から選ばれたらしいが、2回の面接と言うのは少ないと思ってしまう。
これをオーディションととらえれば、なかなかすごい競争ではある。
その11人のうち6人が 「不適格」ともとらえられかねない事件をおこしているらしい。
こういう公募に応じる資質と言うものと、セクハラ、パワハラの潜在資質というものが、関係しているのではと思いたくもなる。


誰が考えても、どんな人間がどんな基準で選考するのか、そして選ばれた人間にどういう教育をするのかにつきると思うはずだ。
そこがわからないとなんともいえないが、なんだか拍子抜けするようなお話ではある。 

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