サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

車椅子の天才/冨樫雅彦(ジャズ・ドラマー)/67歳

2007年08月23日 | 毎日がメメント・モリ

ジャズドラマーの富樫雅彦さん死去


8月23日15時33分配信 時事通信




 富樫 雅彦さん(とがし・まさひこ=ジャズドラマー)22日午前11時53分、心不全のため神奈川県松田町の自宅で死去、67歳。東京都出身。葬儀・告別式は行わず、後日お別れの会を開く。連絡先は、東京都港区南青山3の2の6の鯉沼ミュージック。
 14歳でデビューし、渡辺貞夫さんや佐藤允彦さんのグループなどで活躍。69年の事故で車いす生活となるが、約1年の療養後、独自のドラムセットを考案して復帰した。代表的なアルバムに「スピリチュアル・ネイチャー」などがある。体調の悪化で5年前から第一線を退いていた。 

とても残念です。地方の高校の近くには、なかなかJAZZ喫茶はありませんでした。大学に入ってからは、もう入りびたりでしたね。当然、外国の作品をずっと年代を追って、聴いていくわけです。
そして、コルトレーンから、コールマンやアイラーに行って、というときに、山下洋輔さんや佐藤允彦さんとともに、さっそうと登場していた冨樫さんに突き当たりました。当時もう、事故で、下半身不随になられて・・・。そして、70年代初頭、友人たちの噂で、冨樫さんが戻ってきたぞ・・・という話を聞いて。しかも、ベースドラムを使わず、両手だけでのパーカッション演奏を独自に考案して・・・、と。驚きました。

山下さんたちが、追悼のアルバムを出してくれるでしょう。それまで・・・・合掌!



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