寂しい末路/横山ノック（芸人）/75歳

横山ノック氏＝前大阪府知事・タレント

　前大阪府知事で、タレントの横山ノック（よこやま・のっく＝本名・山田勇＝やまだ・いさむ）氏が３日午前７時１５分、中いん頭がんのため、兵庫県西宮市の病院で亡くなった。７５歳。告別式は近親者のみで行う。喪主は長男、山田一貴（かずたか）氏。近くお別れの会を開く。

　神戸市出身。１９５９年、上岡龍太郎氏らと漫才グループ「漫画トリオ」を結成。「パンパカパーン」のかけ声で始まる社会時評コントで人気者になった。

　６８年、参院全国区に出馬し初当選した。７４年、落選したが、計４期２４年務めた。

　９５年の大阪府知事選で初当選。東京都知事に当選した青島幸男氏らとともに「無党派旋風」を巻き起こした。９９年に再選されたが、選挙運動中に女性運動員へのわいせつ行為で、大阪地検特捜部の聴取を受け、同年１２月に知事を辞職。強制わいせつ罪で在宅起訴され、懲役１年６月、執行猶予３年の有罪判決が確定した。

（2007年5月3日23時34分  読売新聞）

 

「パンパカパーン」の漫画トリオの時から、好きだった。

解散したのは、僕の中学校3年生ぐらいのときであったか。
クラスで真似して、お馬鹿をやったこともあった。

国会議員をしながら、ときどきテレビやラジオで突っ込まれているのを見るのが、好きだった。
タレント議員でも、こういうのはいいよなと思っていた。

わいせつ事件に関しては、馬鹿なことしちゃったんだな、というしか感想がない。
最初に、「ごめんなさい、魔が差しました」と平謝りすれば、よかったのに、なんか、押さえきれると錯覚しちゃったんだろうけど、もうそのあとは、悲惨な末路であった。

横山ノックの弟子が横山やすしにあたるわけだが、どちらも大往生とは程遠かった。
もう芸人も、ハチャメチャというわけにはいかない時代になっている・・・合掌！