サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

グリーン・マイル/マイケル・クラーク・ダンカン(俳優)/54歳

2012年09月04日 | 毎日がメメント・モリ

「グリーン・マイル」死刑囚役、米俳優M・C・ダンカン氏死去

ロイター 9月4日(火)7時58分配信

 [ロサンゼルス 3日 ロイター] 映画「グリーン・マイル」で死刑囚役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた米俳優マイケル・クラーク・ダンカンさんが3日、ロサンゼルスで死去した。54歳だった。


広報担当者は詳しい死因を明らかにしていないが、ダンカンさんは7月中旬に心臓麻痺を起こし、「完全に回復しなかった」という。

シカゴ生まれのダンカンさんはグリーン・マイルのほか、「アルマゲドン」、「デアデビル」、「シン・シティ」などに出演した。

ハリウッド映画には、黒人男優は欠かせない。
モーガン・フリーマン、ウィル・スミス、デイゼル・ワシントン、 サミュエル・L・ジャクソン、フォレスト・ウィッテカー、ヴィン・ディーゼル、ジェイミー・フォックス・・・そして、当然マイケル・クラーク・ダンカンだ。

ダンカンは実は 、ウィル・スミスやジェイミー・フォックスの用心棒をやっていた。
大チャンスをつかんだのが、ブルース・ウィルスと共演した『アルマゲドン』。
ブルース・ウィルスとはとても仲良しになり、彼の紹介でいろんな役を手に入れたり、共演したりした。
そして、例の『グリーン・マイル』で、心優しき死刑囚を演じて、喝采を浴びたのだ。
実は、この役も、ブルース・ウィルスが持ってきた話であったらしい。

気は優しくて力持ち。
そうした巨漢が揃うハリウッドの黒人俳優のなかでも、ダンカンは図抜けた筋肉とパワーがあったらしい。
その後も、歴史上の怪人などを演じているが、まこちにごつい肉体である。
だからこそ、『グリーン・マイル』は、その肉体と性格のアンバランスのようなものに、みんなの感動が生まれたのだろう。

この巨漢も、心臓麻痺には勝てなかった。まだ54歳の惜しい死である・・・合掌! 


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