「入れ墨お断り」を無視して入浴、建造物侵入罪で起訴
「入れ墨お断り」を無視して入浴施設に入ったとして、福岡地検は1日、指定暴力団山口組系組長の藤浦良幸容疑者(54)=福岡県朝倉市甘木=を建造物侵入の罪で福岡地裁に起訴した。県警によると、こうしたケースに同罪を適用するのは珍しいという。
起訴状などによると、藤浦容疑者は入れ墨があるにもかかわらず、「入れ墨のある方の入館はお断り」という看板を設置している朝倉市内の入浴施設で2月ごろ入浴したとされる。藤浦容疑者は1月にも同施設を利用し、「他の客に迷惑がかかる」と施設側に注意された経緯があった。その際は「昼間で客が少ない時ならいいだろう」と言っていたという。
銭湯好きな僕が、よくいく馴染みの銭湯は10数箇所いるが、だいたい入れ墨の兄ちゃんやおじちゃんがいることが多い。
こんにちは、というところから銭湯談義をすることもあった。
もちろん、どこの銭湯でも「入れ墨」お断りという触書はあるのだが、「暴力団対策」におかみからのお達しがあるからやってるんだろう、ぐらいにしか思っていない。
もちろん、僕だって暴力団は嫌いだし、誰にせよ、銭湯で傍若無人に振舞ってるのをみるのは嫌だ。
しかし、入れ墨だからという理由は、おかしいと思う。
昔の職人さんたちで、男気で彫った人もいるだろうし、あるときの事情があった人もいるだろう。
タトゥー感覚でやってる若い人もいる。
施設内で、ルールにのっとって、礼儀正しくあればいいと思う。
それより、子連れで来ているパパは多いが、子どもが湯船に飛び込んだりして周囲が迷惑顔なのに、注意ひとつせず、ヘラヘラしているパパを何人も見かける。
こんなのこそ、「即刻退場!」だ。
生理的に受け付けないということもありますが、
私の場合、火傷をして、皮膚移植をしている関係上
「もったいない」と思うのです。
わざわざ正常な皮膚を犯すなんて・・・。
と思うのです。
それと、刺青自体威圧感があるので、
ルールを守っても如何なものかと・・・。
半ば公共の場所ですから、そう思われる方もいるでしょうね。
だけど刺青が、文化であった歴史を持つ国も多いです。
日本にも、一定の文化がありましたし、やくざやさんだけではなく、職人さんで気風をみせるために彫られていた方も年配の方には多いですね。
僕は、一律的な警察通達というのに抵抗があるんですね。店単位で、「お断り」とするのは、「禁煙」と同じように店のポリシーとしてはいいわけです。