サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

気温上昇(暴力増加との無視できない相関度80点)

2013年08月06日 | それでも世界は回る

気温上昇で人間の暴力が増加、米研究

  • 2013年08月03日 13:37 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月3日 AFP】あまりの暑さにいらいらしてしまうのは、あなただけではないようだ──。米科学誌サイエンス(Science)で1日に発表された研究論文によると、気温が上昇すると人間は暴力的になる傾向があるという。

 米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)と米プリンストン大学(Princeton University)の共同研究チームが解明したこの相互関係は、地球温暖化が進む現状を考えると、不穏な意味合いを持ち得るものだ。

 論文の主著者ソロモン・ショーン(Solomon Hsiang)氏は、未来についての予測はつきにくいと述べつつも、気温上昇が人々をより暴力的にする傾向があることは明らかだと断言している。

 ショーン氏らの研究チームは、考古学、気候学、政治学、経済学など、さまざまな専門分野の研究60件のメタ解析を行った。例えばある研究では、「エルニーニョ・南方振動」と呼ばれる現象の影響により暑さが厳しく乾燥も激しい時期には、熱帯地域の国で内戦が起きる可能性が2倍になることが示された。

 さらに別の複数の研究では、殺人、強姦(ごうかん)、家庭内暴力などの個人間の暴力事件が、気温の上昇と共に増加することが分かった。

 ショーン氏は、気温上昇と暴力増加との間にみられた相互関係の「一貫性と強さに驚いた」と話す。短期間の熱波、数年に及ぶ干ばつ、数世紀に及ぶ気候サイクルなど、どんな時間枠で分析しようとその相互関係は一目瞭然であるという。

 研究チームは、暴力の増加に影響する他の要因を除外するため、政治的、文化的、地理的な条件が同一となるよう、一つの地域をある期間の前後で比較して統計的分析を行った。

 また、気候的な要因が極めて局地的な場所を、隣接する気温のより低い場所と比べ、暴力の度合いがどうなるのかを比較した。

 そして全ての分析結果を総合した結果、「地球上に住む人々には、高温に対処する能力が十分に備わっていないことが分かった」と、共同著者のマーシャル・バーク(Marshall Burke)氏は述べている。(c)AFP/Naomi Seck

ほんとかねと思うが、ちゃんとした研究チームの統計学的にもちゃんとした研究らしい。
それにこうまで毎日の暑さにイライラ来ている日には、そうかもなと思いたくもなってくる。

僕は、暑いのも寒いのも苦手で、温暖なモンスーン気候がいいよなと思う、やわな男である。
まさに、気候に関しては、ほどほどがよござんす、というおとっさんだ。
だから昔から、かんかん照りの日に、海に行って騒ぐとか、雪のゲレンデで走り回るなんて、ほとんど興味がなかった。

時々、冒険物語なんてのを読んでいると、酷暑の地や、極寒の地で、主人公たちが超人的な活躍をしている描写などにふれて、自分が住んでいるところはいいなあなどと思ってしまうのである。
人間は生まれる条件を自分で決めることは出来ないが、砂漠に住む自分やツンドラ地帯で生き抜く自分をまったく想像が出来ない。

ただヘタレなだけかもしれない。
まあ、せいぜい、サウナで暑さに耐えながら、水風呂にザブンというぐらいが、軟弱な自分には似合っている。
こんな自分でも、温度上昇で、暴力的になったりするのだろうか(笑)

 



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