サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

革マル派/松崎明(JR東労組元会長)/74歳

2010年12月10日 | 毎日がメメント・モリ

松崎明氏(JR東労組元会長)が死去


読売新聞 12月10日(金)23時20分配信


 全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)の傘下団体「東日本旅客鉄道労働組合」(JR東労組)の元会長、松崎明(まつざき・あきら)さんが9日夜、栃木県内の病院で肺炎のため死去していたことがわかった。74歳だった。

 JR東労組によると、葬儀は近親者で行い、後日「しのぶ会」を開く。埼玉県出身で、1955年に旧国鉄に入社。61年に旧動労青年部を結成し、ストライキを指揮した。87年の国鉄分割・民営化後はJR東労組の初代委員長に就任し、95年に同労組会長に就いた。

 岡崎トミ子・国家公安委員長は先月8日の衆院予算委員会で松崎元会長について、過激派・革マル派の「(創設時の)幹部の1人」と答弁していた。

中核派の最高幹部だった北小路敏が亡くなったのが11月16日だったから、そこから1ヶ月もたたないうちに革マル派の最高幹部だった松崎明が死んだのは、なんか因縁めいたものを感じさせる。
年齢はどちらも74歳だった。
知人がJR関係の仕事をしていることもあり、よく話題にするのだが、JR東労組ではもちろん松崎明が「天皇」であり、いまでも役員人事までその意向が反映しているのだ、と。
革マル派とJRとの関係については、告発本を数冊読んだ。
命をはっての告発本もあった。
しかしいまでも、それらの話題はJR周辺ではタブーである。
松崎明という重石がとれて、民営化以降の隠されてきた「暗闘」が表に出るのだろうか。
そしてJRの奇妙な体質も変わるのだろうか。
どちらにせよ、ひとつの時代が終わったという感じがする・・・合掌!

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