柳生の里に天乃石立神社(あまのいわたてじんじゃ)と一刀石があります。天乃石立神社は標高330メートルの山中に本殿もなく、巨岩を直接拝する形態をとる神社になっています。柳生石舟斎が当神社で剣術の修行をしたと伝えられています。社辺には「一刀石」をはじめ多くの巨岩があります。何故この周辺だけに巨岩があるのか不思議に思いました。「一刀石」は7m四方の巨石で、柳生石舟斎宗厳(せきしゅうさいむねよし)が、天狗だと思い一刀のもとに切り捨てたものが、天狗はかき消え2つに割れた巨石が残ったと言い伝えられています。