以前、鳥友人から「カモがびっしり居るよ。」と聞いていた。ここは、寒河江市内にあるカヌー練習場。面積が27,000平方メートルある。そこがカモたちで埋め尽くされているらしい。一度はこの目で見ておかないと・・・。という訳で、天気の良さそうなこの日、行ってみた。駐車場に車をとめ、土手の上から見たとたん・・・、絶句。凄い。凄い数のカモ。何千?万は居るか?そのくらい凄い数だ。そして、そのほとんど、99%がオナガガモだ。変わったカモが入っていないかしばらく丁寧に見回していくと、ヒドリガモを見つけた。さらに見ていくと、今度はトモエガモを発見。一気にテンションが上がった。しかも、1羽、2羽ではない。雄だけで10数羽確認できた。これは、何とか撮影したい。土手の下に下りて、できるだけ低い位置から撮るようにして、数限りなく撮ってしまった。最初の写真には、トモエガモ雄が11羽写っている。4枚目は痛そうな画像(笑)。オナガガモのくちばしがトモエガモに刺さってるぅ(笑)。最後はペア?のツーショット。
<トモエガモ>
トモエガモ撮影に満足したところで、今度は、最上川の方に移動した。以前、ここでは、同じような時期にシマアジに出会っている。また、何かいないかと見回してみた。マガモ、コガモがほとんどだったが、そんな中、トモエガモ2羽が流れてきた。「カモの川流れ」状態だった。
その様子がおもしろくて、撮影するタイミングが遅れてしまい、こちらに気付いたトモエガモが、飛び去ってしまった。残念。場所を移動していると、大きな鳥が近くの木から飛び立った。
とっさに「オジロワシだ。」と思った。全く迂闊だった。カモにばかり気をとられて、気づかなかった。絶好のチャンスを逃してしまった。幸い、オジロワシは、川向こうの大木にとまってくれた。距離は結構あるが、証拠写真は撮ることができた。そして、飛び立ったオジロワシは、途中、旋回してくれて、いろんな角度からの姿を撮らせてくれた。
<オジロワシ>
この時期は、冬鳥たちが北に帰る時期で、冬を越した場所から少しずつ移動していく。なので、この時期は、意外な場所で意外な鳥さんに出会うチャンスが巡ってきたりする。今日は、全く期待していなかったトモエガモとオジロワシに出会うことができ、最高の鳥見となった。
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