きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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春の飛島探鳥②’23.5/11-13

2023年05月20日 | 飛島
朝探。4時に宿を出、鼻戸崎に向かう。日の出と鳥海山を拝もうと。日の出は4時31分だが、何とかその前に鼻戸崎のあづま屋に到着。しかし、ここで予想に反した状況が・・・。鳥海山の近くから日が昇ると勝手に予想していたが、向かって左側にかなり離れたところから日が昇るようだった。しかも、それだと、木々が邪魔になり日の出が見られない。まぁ、こればかりは仕方がないので、のんびりと夜明けの景色を堪能した。上空をアマツバメの大群が飛び回っていた。何とか一枚でも撮れればとカメラを向けたが、全滅だった。とにかく速過ぎ。巨木の森を歩いていくと、コルリの声が聞こえる。姿は見えなかったが、きれいな声は十分堪能することができた。帰りは学校グラウンドに寄ってみた。昨日の鳥たちとほとんど変わらず。7時前に宿に戻った。
<日の出の鳥海山、寺島のウミネココロニー、朝食>

朝食後、やや遅めの9時に宿を出発。今日のコースは、まず早朝鳴いていたコルリ目的で鼻戸崎へ。そこから、ヘリポート、法木、土砂捨て場などを巡って、最後は学校グラウンド。お昼は、昨日鼻戸崎で食べたので、今日はヘリポートで食べた。
まずは、鼻戸崎。進む先で、カメラマンが3人、何かを撮っている。双眼鏡で見ると、アトリが草の実を食べているところだった。自分も入れてもらって、数枚撮った。夏羽になっているので、雄の頭は真っ黒だ。
<アトリ>

ヘリポート。例年だと、ヘリポートではいろいろな鳥さんが出てくれるのだが、今回は全く鳥がいない。そんな中で確認できたのが、センダイムシクイとキビタキ。センダイムシクイは、時々姿を見せて、飛び回っていた。
<センダイムシクイ>

キビタキは、坂の左側の林の中で飛び回り、時々道路に下りてきた。他に何も鳥さんがいない時は、皆さん、キビタキにカメラを向けている。困ったときはキビタキを・・・という事か。
<キビタキ>

トイレ休憩を兼ねて、法木の畑に行った。ここでも、鳥影なし。出てくれたのは、どこに行っても居るメジロくらい。
<メジロ>

昨日行ってなかった土砂捨て場に行ってみた。ここでは、ホオジロ類を期待したが、鳥影なし。今回は、本当に鳥が少ないと実感。最後は、唯一鳥が出てくれる学校グラウンド。そして、本日もアマサギは健在なり。誰一人カメラを向けないが、自分はしっかり撮ってあげましたよ。自分の住む内陸地方では、アマサギはなかなか見られないサギで、それが、こんな近い距離でじっくり見られるのは凄いことなのだ。
<アマサギ>

学校グラウンドの上の林から、ツグミ類の声が頻繁に聞こえてくる。たぶんアカハラだろうと予想していたが、やっぱりアカハラだった。側溝わきに出てきてくれた。
<アカハラ>

グラウンド東側の桜の木の所に大きめの鳥さんがとまった。マミチャジナイ雄だった。久しぶりに出会うことができ、ラッキーだった。
<マミチャジナイ>

キマユホオジロとコホオアカは、本日も滞在中だった。これだけ鳥が少ないと、この2種はとっても貴重だ。
<キマユホオジロ、カシラダカとともに>

<コホオアカ>

イスに腰を下ろし、のんびりしていると、目の前に桜の木にどこからともなく鳥が飛んできた。即確認すると、ジョウビタキ雄だ。昨日も今朝もいなかったので、今日の午前中に入ってきたのだろう。
<ジョウビタキ>

2日目は少々お疲れ気味ということで、まだ明るいが4時頃鳥見終了とした。宿に帰り、夕食までの時間、友人と飲みながらの鳥談義となった。
いよいよ明日は最終日。予定では2便で帰る予定なので、お昼過ぎぐらいまで鳥見できる形だ。どんな出会いが待っているか、まぁ、たぶん昨日、今日と同じだろうなぁ。

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