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きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

秋の飛島②’22/10/7~9

2022年10月23日 | 飛島
【3日目】
<日の出前の鳥海山・朝食>

風の音で目が覚めた。窓から外を見ると、空がオレンジ色でとってもきれいだった。朝食後、部屋に戻ると、島内放送で、今日の定期船は、荷役の積み下ろし作業終了次第出航との事。つまり「とんぼ帰り」。このパターン、3日目だ。でも、船が出るという事で「よかったぁ。」・・・という事は、鳥見できるのは1時間ほどだ。これは、いろいろ動き回るより、1ヵ所でゆっくり鳥を見ていた方がよさそうだ。今回鳥がよく出るのは学校グラウンドなので、そこでゆっくり鳥見時間を過ごすことに。
<シラガホオジロ>
まずは、今回、たっぷり相手してくれたシラガホオジロ。今日も健在也。グラウンドに下りて、草の実を食べている。たくさん食べて体力をつけないとネ。

<コホオアカ>
コホオアカも健在だった。シラガホオジロは5,6羽で動いているが、コホオアカはたった1羽。仲間はどうしたのだろう。

<チゴハヤブサ>
グラウンド上空を旋回。もう少し近くを飛んでくれれば言う事なし。

<アオジ雌・メジロ>
藪から時々顔を出してくるのがこのアオジ。「なんだ、アオジか。」と、はじめは気にも留めていなかったが、鳥の出が少なくなると、アオジでも貴重というもの。記念のワンカット。
メジロは、相変わらず多い。こちらも証拠写真を。

<ミヤマホオジロ雌・雄>
ミヤマホオジロは今日も健在。桜の木によくとまる。

という事で、今回の2泊3日の飛島鳥見、じっくり鳥見撮影できたのは2日目の1日だけだった。1日目は雨降りで、傘さしながらの鳥見。3日目はたった1時間の鳥見。それでも、家庭のことなど一切忘れ、鳥見に没頭できた3日間だった。今回はずっと鳥友人と二人での鳥見だったので、楽しさ2倍の3日間だった。帰りの船は11時頃に出航した。揺れはほとんどなく、酒田港に着くまでの1時間ちょっと、ぐっすり眠った。
来年の春と秋、どんな出会いがあるか楽しみだなぁ。
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秋の飛島①’22.10/7~9

2022年10月18日 | 飛島
【1日目】
予定では6日から島に渡るはずだったが、「海上荒天により欠航」となってしまった。次の日の7日の天候は、波の高さは1mほどで心配ないが、風が7~8mあり、船が出るかかなり心配だった。何とか鳥見の神様にご尽力いただき、無事出航することができた。今回は、タイミングよく、鳥友人とご一緒の飛島鳥見となった。9時半に出航。定期船「とびしま」は現在ドック中ということで、「awalineきらら」と言う代船で、「とびしま」よりもスピードが速く、10分早く10時35分に飛島・勝浦港に着いた。午後から荒天が予想され、飛島出航は、荷役の積み下ろし作業終了次第の「とんぼ返り」出航とのことだった。
荒天予想はズバリ当たり、お昼前から雨が降り出した。仕方ない。1日目は雨降りの中を傘をさしながらの鳥見となった。風もあり、カメラが濡れるので1日目は「下見」ということで、双眼鏡で見るだけだった。学校グラウンドとヘリポートを中心に、3時間ほど鳥見して、雨に濡れて寒いのでかなり早めに旅館に帰った。
<出会った鳥たち> メジロ、ハクセキレイ、ミヤマホオジロ、シラガホオジロ
*この時期常連のノビタキやジョウビタキを見なかった。コサメビタキなどの夏鳥も見なかった。
<1日目の夕食> 


【2日目】
今日は船が出ないと思っていたが、昨日と同じパターンで出航との事。風はあるが、天気は最高!昨日の分も入れて、2日分の鳥見スタート。
<朝の様子・朝食>

まずは、学校グラウンドから。昨日居たシラガホオジロ健在。6羽の群れで行動している。
<シラガホオジロ>

ミヤマホオジロもいる。これも昨日確認済み。他は、メジロくらいだ。メジロは昨日もいたが、今日はどこもかしこもメジロ状態だった。昨日の雨で入ってきたのはメジロくらいということか。
<メジロ>

次は、ヘリポートを通って、上の畑まで足を伸ばした。しかし、これといった鳥さんは出ず、やっぱりメジロがあっちにもこっちにも状態。上の畑から引き返し、さらに法木の畑へ。ここも特に何も出ず。結局、ヘリポートに戻って、鳥の出を待つことに。鳥の出ないうちにお昼を食べることにした。食べ終わった頃、鳥さんが出た。エゾビタキだ。急いでカメラを向けたが、殺気を感じたのかすぐに奥の藪の中に引っ込んでしまった。もう少し見たかったなぁ…。
<エゾビタキ>

ヘリポートのへりに腰を下ろしていると、目の前の木の枝にミヤマホオジロが出てきた。学校グラウンドにもいるが、ここの方が近いので有難い。雄と雌一緒に動いているようだ。
<ミヤマホオジロ雄・雌>

エゾビタキをもう少し見たいとしばらく待ったが、なかなか出てくれず、仕方なく学校グラウンドに下りて行った。本日最後の鳥見は、ここ学校グラウンドでということに。すると、午前中は見られなかった鳥さんが2種。まずは、珍鳥コホオアカ。ただ、ここ飛島では普通種的に見られる鳥さんだ。シラガホオジロにコホオアカを見られただけで、飛島に来た甲斐があったというもの。
<コホオアカ>

ベンチに座っていると、近くの畑の杭にジョウビタキ雄がとまった。午前中は見当たらなかったので、午後島に入ってきたのかもしれない。結局、ジョウビタキを見られたのは、この日だけだった。次の日には抜けてしまったようだ。
<ジョウビタキ雄>

山の上空をハヤブサのような鳥が飛んでいた。撮った画像を拡大すると、チゴハヤブサだった。そして、山の木の枝にとまった。かなり遠かったが、根性で撮った。
<チゴハヤブサ>

本日は、4時ごろ宿に帰り、夕食までひと眠り。夕食は、昨夜につづいての豪華海の幸づくしだった。

このほか、「巨木の森」などでツグミやシロハラなどのツグミ類を確認した。数的には結構いるみたいだった。
明日は最終日。波は穏やかそうだが、風がやや強いようで不安がよぎる。でも、今日でさえ船が出たんだから、明日も大丈夫でしょう・・・。                 ②につづく。
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秋の飛島Ⅲ’21.10.9

2021年10月22日 | 飛島
飛島3日目、そして最終日。9時前にチェックアウトして、まずは、昨夜ベニバト、ムジセッカの情報をいただいた土砂捨て場へ。鳥友人と二人で30分ほど待つも、全く現れず。聞こえてくるのは、ウグイスの声だけだった。
今日はお昼前には鳥見終了なので、時間がもったいない。次に法木の畑に行ってみたが、ここでも鳥影なし。結局、これまで同様、ヘリポートでの鳥見となった。ノビタキ、カシラダカ、アトリは変わらず。ノビタキは、「撮ってくれ~。」というので、数枚撮ったが、他は撮らせてくれず・・・。


コホオアカ、シラガホオジロは今日は全く出てくれなかった。代わりに出たのが、この猛禽。ツミの若鳥だった。停空飛翔も見せてくれた。


お昼の時間にはやや早いが、坂を下り、学校グラウンドへ。ここで、ベンチに腰掛けての昼食タイム。なぜ、学校グラウンドで食べたかというと、ベンチがあるという事もあるが、一番は、今回の学校グラウンドは鳥が少ないという事だ。ヘリポートだと、食べている時に鳥さんが出ると、大変なことになる。弁当を投げ出してカメラを構えなければならず、とっても食べた気がしない。ここだと、安心して食べられる・・・という訳だ。
という事で、旅館にお願いしたお弁当をゆっくりと食べて、それから鳥さんを探した。出てくれたのは、カシラダカ、アトリ、そしてジョウビタキだった。昨日と同じメンバーだった。代わり映えなし。



今回の秋の飛島探鳥は、2日目雨に降られたが、何とか3日間鳥見を楽しむことができた。今回は、夏鳥がほとんどいなくて、アトリ、カシラダカ中心の冬鳥が多かった。珍鳥は、コホオアカとシラガホオジロで出てくれたので、これで何とか飛島に来た甲斐があったといえよう。
来年は、コロナが収束した中で来島できることを祈りたい。

【飛島で出会った鳥たち】
ウミウ、アオサギ、アマツバメ、ウミネコ、トビ、ツミ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、コムシクイ、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、オオルリ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シラガホオジロ、ホオジロ、コホオアカ、カシラダカ、ミヤマホオジロ
*情報として、ベニバト、ムジセッカ
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秋の飛島Ⅱ’21.10/8

2021年10月16日 | 飛島
雨の音で目が覚めた。飛島2日目だ。スマホで今日の天気を確認すると、お昼前あたりから曇りになっている。これは、雨が上がるのを待つしかないなぁ・・・。
10時頃に雨が上がったが、また降ってくると困るので、しばらく様子を見て、11時過ぎに旅館を出た。一晩降った雨で鳥の様子がどう変わったか、楽しみだ。今日の船はおそらく欠航と思っていたが、何と、12時に酒田港出航との事。実は、この日、鳥友人が飛島に来ることになっていた。・・・という訳で、午後3時ごろからは、鳥友人と二人での鳥見となった。鳥見スタートは、昨日行けなかった上の畑を見て回った。しかし、見つけられたのは、ノビタキ、カシラダカとアオサギぐらいだった。なので、本日もヘリポート中心の鳥見となった。本日の鳥海山は、法木の畑から撮ったもの。


<イソヒヨドリ・ジョウビタキ>
自転車で学校グラウンドに向かうと、このイソヒヨドリがお出迎え。もう少しじっくり見たかったが、忙しいようで、すぐに飛び立ってしまった。そして、ジョウビタキ。昨日は1羽も見ず、どうしたんだろうと思っていたが、この雨で少し入ってきたようで、学校グラウンドで雄2羽を見ることができた。

<ハヤブサ>
ヘリポートの上空を飛んでいた。午前中は、ヘリポートの地上すれすれを飛んで行った。まさに「疾風の如く」だった。その後も何回か現れ、鳴き声も聞くことができた。画像を見ると、若鳥のようだ。

<カシラダカ>
昨日、今日と、ヘリポートの周囲を移動しているようだ。10数羽の群れで、草むらに下りてエサを捕っているが、何かの拍子に1羽飛び立つと、一斉に近くの木に飛び上がる。カシラダカとアトリがよく一緒にエサ取りをしているが、カシラダカは飛び立っても、アトリは残っている。その逆のパターンもある。これは、仲間かどうかをはっきり分かっているんだろうなぁ・・・と思う。

<コホオアカ>
昨日確認できたコホオアカだが、今日はなかなか出てきてくれなかった。やっと出てくれたかと思うとすぐに飛んでしまう。そんな訳で、今日も少ししか写真を撮れなかった。もっとじっくり見たかったのだが・・・。

<アトリ>
昨夜からの雨で一番増えた鳥さんが、このアトリ達だ。今日は、どこに行ってもアトリ、出てくるの
はアトリばかり・・・の状態。でも、色合いがきれいな鳥さんなので、ついつい同じような写真をたくさん撮ってしまうのでした。草むらで草の実を食べている時、一斉に飛び立ったが、1羽だけ残っていた。(人間の世界でもこういう人いますが・・・。)おかげで、アップの写真を撮らせてもらった。

<ノビタキ>
昨日に引き続き、ヘリポートには複数のノビタキ。昨日よりは愛想良く、いい感じの所にとまって撮らせてくれた。昆虫をゲットした場面も撮ることができた。

<シラガホオジロ>
最後は、シラガホオジロ。コホオアカ同様、なかなか出てくれなかったが、待って待って、やっと出てくれた時、鳥友人がいない。あれほど、ずっと二人で待っていたのに・・・。2,3回電話しても出ないし・・・。後で聞くと、どうやら、坂の上の畑の方に行っていたらしい。スマホはリュックの中とか。肝心な時にいないんだから・・・。やっと来たときは、シラガホオジロは草むらから飛び立って、木の枝にとまった状態だった。まぁ、それでも、何とか見られて良かった・良かった・・・けどネ。

シラガホオジロを見ていた時、ヘリポート脇の草むらで一人鳥見している人を発見。どっかでみたことあるような・・・?と思ったら、飛島で何度もご一緒しているFさんだった。今日の船で来たとの事。という事で、夕食時、昨夜は一人寂しくだったが、2日目の夜は、鳥談義に花を咲かせての楽しい夕食となった。そして、本日の鳥情報として、夕方、土砂置き場でベニバトとムジセッカが出たとの情報をいただいた。
<夕食の画像>

さて、明日は、いよいよ最終日。船の出航が午後1時45分なので、午前中のみの鳥見となる。最後にどんな出会いが待っているか楽しみだ。それでは、お休みなさ~い。
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秋の飛島Ⅰ’21.10/7

2021年10月13日 | 飛島
昨年秋は新型コロナの影響で飛島行きは諦めたので、2年ぶりの秋の飛島だ。
酒田港を9:30に定刻出港。約1時間15分で飛島・勝浦港に入港・到着。真っ青な青空が眩しい。本日は、予想気温が28度の夏日。汗ばむ陽気だ。飛島から見える鳥海山は、いつになく神々しい。

旅館に荷物を置いて、いざ、鳥見スタート。今日は、お昼頃からの半日鳥見なので、ポイントを学校グラウンドとヘリポートに絞っての鳥見に・・・。記事は、種ごとにまとめることにしよう。
<ノビタキ・ヒバリ>
最初に出迎えてくれたのが、ノビタキだった。学校グラウンドで1羽。ヘリポートには、4羽いた。
目元の黒い雄の冬羽と雌の冬羽を見ることができた。ただ、どの個体も結構警戒心が強く、少し距離を縮めただけで飛んでしまう。鳥見人が少ないので、人馴れしていないためだろうか。
ヒバリは、学校グラウンドで出会った。土手の方を探していると、近くの草むらに飛んできたが、こちらに気付いたのか、すぐに飛んでしまい、写真1枚しか撮れなかった。

<オオルリ>
ヘリポートから上の畑に行く坂道のところで、オオルリ雄成鳥と雄の若鳥を見つけた。成鳥の方は、動きが速くて撮らせてもらえず。若鳥は、ちょこちょこ姿を見せてくれたが、木々の中で暗く、手持ちの撮影には厳しい状況だった。証拠写真程度にしか撮れず、とっても残念だった。

<モズ>
モズを見つけた。春の時は、アカモズに出会ったので、またまた??と、念入りに確認するも、ただのモズでした。

<アトリ>
今回出会った夏鳥は、オオルリだけで、毎年出会うコサメビタキにも出会うことがなかった。そんな中、冬鳥のアトリは数が多かった。1日目のアトリは、ヘリポートの周囲を行き来しながらエサをとっていた。

<ミヤマホオジロ>
学校グラウンドで見つけた。カシラダカが出ていた桜の木のところや、土手の下の草むらに下りていたが、警戒しているのか、チラッと姿を見せるも、すぐに藪に入ってしまい、なかなか撮らせてもせえなかった。

<コホオアカ・シラガホオジロ>
ヘリポート脇の木々にとまったアトリやカシラダカを見ていた時、小鳥が近くに飛んできた。双眼鏡で確認すると、コホオアカだった。飛島では常連の珍鳥だが、最近はなかなか出会えずにいたのでうれしかった。また、頭上を「プチッ、プチッ」と鳴きながら飛ぶ鳥を見つけた。とまったところを見ると、シラガホオジロの雄と雌だった。こちらも珍鳥だ。ホオジロ類では一番大きい鳥さんだ。下の画像は、コホオアカとシラガホオジロの雌だ。

夕方5時頃鳥見終了となったが、気温が27,8度と暑くて暑くて、汗びっしょりの鳥見だった。
まぁ、その分、夜のお楽しみの夕食andビールは最高だった。

よし、明日も楽しみ・・・といきたいところだが、予報では、明日は一日雨との事。さて、どうなる?



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