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きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

蕪栗沼’07.1/21

2007年01月25日 | 宮城の鳥見

昨年のこの時期、蕪栗沼でコミミズクに出会うことができたので、今年も行こうと思っていた・・・ら、山形市のど★れどれ♪さんの情報で、悠創の丘にヒレンジャクの群れが来ているという。これは迷うところだ。でも、ヒレンジャクは移動するので、何日も滞在することはないだろうと思い、蕪栗沼に行くことにした。さあ、これが吉と出るか凶と出るか。朝食を済ませて家を出たので、着いたのが11時頃だった。Cimg3954 南側の田んぼに大きな大きな群れが入っていた。ちらっとのぞいたくらいにして、まずは沼に向かった。今日の目的はずばり猛禽類だ。必然的に目が行くのも猛禽。フィールドノートに記録するのも猛禽・・・と言った感じだ。まず沼の向こうの空に旋回する猛禽を発見。一見トビのようだが、翼がV字形なので、スコープで確認すると、チュウヒだった。次に、沼の様子を見ると、いない。ほとんど鳥がいない。ガンもいない。みんな外出中のようだ。一羽、シギらしき鳥を発見。見ると、タゲリだ。5,6羽の群れでいた。ずっと歩いていくと、沼の奥のほうにヒシクイたちを見つけた。でも、かなり遠い。それにしても今日は天気が良い。と言うか、良すぎる。これでは光が強すぎてあまり写真は期待できないなぁ。で、チュウヒのあとは、オオタカ幼鳥が出てくれた。ノスリも木にとまっている。これで3種だ。ぐるっと沼を1周したところでお昼だ。Cimg3957 昼食後、さっきのマガンの群れのところにいった。カリガネを探しに。それにしても大きな集団だ。この時期、これほどの大きな群れはめずらしいのではないか。蕪栗沼のガンが全部集まった感じだ。白いのは(ハクガン)いなかった。カリガネも見つけられなかった。でも、心密かに期待していたガンは見つけた。シジュウカラガンだ。2羽いっしょにいるところを見つけた。でも、かなり遠いところで、ポジション的には、ん~~~、きついなぁ。こちらが移動して近づくと、飛ばす危険がある。仕方なく、スコープでの観察で堪能し、証拠写真程度で、満足することにした。2時半ぐらいになったので、白鳥地区東側の田んぼに移動して、コミミズク態勢に入った。でも、残念ながら現れなかった。仕方なく、ノスリに相手していただいた。チョウゲンボウ♀も出たが、「撮影はご遠慮ください。」ということだった。と言う訳で、今回の蕪栗沼はやや不発といった感じで、疲労感を味わう遠征でした。ア~~~、山形市に行けば良かったかなぁ。

【出会った鳥たち】マガンシジュウカラガン2羽・ヒシクイ・タゲリツグミノスリ・チュウヒ・オオタカ幼鳥・チョウゲンボウ♀

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蕪栗・伊豆沼’06.10/29

2006年10月31日 | 宮城の鳥見

10月下旬。この時期になると、毎年ガンを見に蕪栗沼・伊豆沼に行きたくなる。今年もすでに万という数のガンがやってきた。ここ数年ハクガンに会っていないし、何と言っても未だカリガネに出会ったことがない。何とか今年は会いたいものだ。朝4時に家を出て、仙台宮城ICから高速に上り、古川ICで下りて、まず蕪栗沼へ。お昼前に伊豆沼に移動し、14時ごろ鳥見終了。築館ICから高速に上り、山形自動車道を使って家に帰る・・・という計画だ。予定通りに家を出、仙台宮城ICから高速に上ろうとしたら、料金所ゲート前で検問をしていた。何だろうとやや不安になりながら窓を開けると、飲酒・酒気帯びの取締りだった。マイクのような検知器具にハァーと息をはきかけるものだった。生まれて初めての体験で、結構ドキドキした。もちろん、酒など一滴も飲んではいないが、やはり・・・警察には弱い。道路は濃い霧で、やや見通しが悪い。ラジオの情報では、宮城県全域に濃霧注意報が出ているとの事。大丈夫かなぁ・・・と不安のまま、蕪栗沼に到着。案の定、霧だ。全然見えない。頭上をマガンの群れが飛んでいく鳴き声・羽音が聞こえるが・・・見えない!昼前には晴れるという事だった。何もこんなに早く来なくてもよかったわけだ。仕方ないので、ある程度霧が晴れるのを待ってからガンたちを探して、田んぼ巡りを始めた。約1時間ぐらいだったが、タシギやジョウビタキ、タヒバリを見つけた。ジョウビタキは今季初だ。マガンの群れも見つけたが、カリガネは見つからず。10時過ぎ、伊豆沼に移動した。車で約30分程だった。最初、獅子ヶ鼻でシギチをちょこっと探したが見当たらなかった。Cimg2875_1 マガンたちは大きな群れを作って休んだり、落ち穂を食べたりしている。カリガネはいないか~な~と、スコープを動かしていくと、おっ。目の回りが黄色い!白い部分がおでこの上までいってる!カリガネだ!ついにカリガネに出会った。夢中でシャッターを押しまくったが、家で確認すると大半がピンボケ。(泣)お昼を食べて、またカリガネを撮っていたら、終了予定まであと一時間となった。何とかハクガンも見つけたい。沼の周囲を移動しながら田んぼを見て回ったが、なかなか見つけられない。半分あきらめかけた頃、マガンの群れの中に白いのを発見。やっと見つけた、ハクガン。Cimg2977 しかも、群れの端っこにいるので、とっても見やすい最高のポジションだ。たっぷり堪能して、本日の鳥見はここまで。今日は念願のカリガネに出会うことができ、ハクガンも見つけることができ、この秋一回目としては最高の鳥見でした。

【出会った鳥たち】マガンカリガネハクガン・タシギ・タヒバリ・ジョウビタキ♂・オオハクチョウ

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マダラヒタキ!’06.10.27

2006年10月28日 | 宮城の鳥見

宮城県で鳥見をされているmametiさんが、10月21日にフィールドにされている公園で、ヒタキSPを撮影された。識別に詳しい方々のご意見から「マダラヒタキ」という結果が出た。これは、すごい!なにせ「日本の鳥550」によれば、1991年石川県舳倉島で1回記録されただけの物凄い珍鳥だ。つまり、これは日本で観察された2例目ということになる。画像が貼られた掲示板にかぶりついて見入ってしまった。もう心臓がドキドキだ。今度の土日までいてくれるだろうか。いや待てよ。今度の土曜日は仕事だ。日曜日までいてくれるかなぁ?たぶん無理だろう。こうなったら、明日行くしかない。というわけで、思い切って、この日行くことに。午前中は休めないので、お昼を食べないで、寒河江から山形自動車道に上がった。約1時間半ほどで到着。Cimg2712 前日、yamameさんが掲示板に詳しくポイントを載せてくださっていたので、迷うことなくたどり着くことができた。すでに10数人の方々がいた。昨年ソデグロヅルでお世話になった四ッ家さんもいらっしゃっる。今日は午前中雨だったので、出はどうかなと思ったが、15~20分程で1回目出てくれた。でも、照準器の調整が悪く、もたもたしている間に飛ばれてしまった。何だか先行き不安。しかも、暗いところにばかり出て、明るいところになかなか出てくれず、デジスコにとっては辛い状況だ。でも、結構サービスよく出てきてくれて、何とか数だけはシャッターを切ることができた。白いおなかと風切の白い斑点がとても愛らしい。日暮れ前まで約2時間半、たっぷり堪能することができた。もう国内では一生見られないかも知れないという「マダラヒタキ」。私の鳥見人生の宝物となった。今回、寛容な心で情報を公開してくださった第1発見者のmametiさん、そしてyamameさんに心から感謝です。

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蕪栗沼'06.3/5

2006年03月06日 | 宮城の鳥見

3月5日(日)  蕪栗沼に鳥見に出かけた。今回、初めて知り合いのKANさんといっしょだ。朝8時半ごろKANさんの家に行き、そこから自分の車に乗ってもらって、さあ、出発!

今シーズン3度目となる蕪栗沼。いつもわくわくするが、今回は二人ということでわくわく感が2倍だ。天気も最高!でも、あまり天気が良すぎると鳥がでないのでは・・・と不安になる。高速道の三本木PAでトイレをすませ、一直線に向かう。沼に着いたのが10時半近くだった。駐車場に車を止め、土手に上がって見渡してみる。オオハクチョウの声が響き渡っている。さっそく沼に向かって歩き出すと・・・「ホーホケキョ」おお、ウグイスの声。今年初聞きだ。こっちはすっかり春だ。それから、田んぼの方では、「日一分利一分」とヒバリの声。これまた春の声だ。すっかり気分をよくして沼に着くと・・・ハクチョウはいる。サギもいる。おっ、タゲリもいた。3羽確認できた。しかし、マガン、ヒシクイがいない。時々、空を数羽飛んでいくのが見えた。おそらく、近くの田んぼでエサをとっているのだろう。あとで、田んぼめぐりをすることにして、さらに歩を進める。向こうのさらに向こうの木に猛禽を発見。ノスリかなぁ?陽炎のように空気が揺らいでなかなか確認できない。色は白いな。顔と頭も白いぞ。胸も白い。ノスリかなぁ?でも、足がすごく細いなぁ。それに顔つきがノスリとは違うなぁ。ということで、チュウヒだった。遠い上に揺らぎで、写真は全滅だった。残念!そのまま1周したところでおなかがすいた。おにぎり昼食後、今度は、田んぼ巡りだ。さっき群れが舞い降りた方角の田んぼを見て回る。しばらくして、あぜの上で見張りをするマガンを発見。車を近くに止め、静かに近づく。マガンが首を上げたら要注意。何とか近づき、数枚写真を撮った。9羽の群れのようだ。二家族かな。みんなお昼寝タイムだが、必ず1羽は起きている。また少し近づくとまた目を開けて首を動かす。じっくり観察できた。しばらくすると、この群れも北に旅立つのだろう。「ハヤブサがいる」とのKANさんの声。やったぁ。猛禽好きの血が騒ぎ出した。電柱の上でやや不満もあったが、ちょっとずつ近寄り、何枚か撮らせていただいた。そのあと、メインのコミミズク探しに沼の方に戻る。しかし、いくら待ってもコミミズクは現れない。すでに旅立ったのかなぁ。でも、あぜの上で食事中のチョウゲンボウを発見。2人で3歩進んで1枚カシャ。また3歩進んで1枚カシャ。結構近くまで寄せてくれた。心の広いチョウゲンボウに感謝。風が結構強くてたぶんぶれぶれだろうと覚悟していたが、帰ってから見ると、やっぱりだった。(泣)夕方5時ごろ、沼を後にした。一日お付き合いいただいたKANさん、有難うございました。

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