いつもの帰り道。
二名津から平礒へ向けて、峠の平バヤにさしかかる。
松灯台の向こうに夕日が沈んでいく。
いつもバックに入れているカメラを取り出し、シャッターを切る。
あの向こうは、九州の別府あたり。
夕日を追いかけるように……
瀬戸内に沈む夕日がきれい。
ここで生まれてよかった。
岬人
二名津から平礒へ向けて、峠の平バヤにさしかかる。
松灯台の向こうに夕日が沈んでいく。
いつもバックに入れているカメラを取り出し、シャッターを切る。
あの向こうは、九州の別府あたり。
夕日を追いかけるように……
瀬戸内に沈む夕日がきれい。
ここで生まれてよかった。
岬人
それぞれの夕日があるものですね。
その夕日をどんな心で見るか。
僕も故郷に住める幸せをすごく感じます。
個人的な、小さな小さな幸せですが、
たまらなくうれしいのです。
それを教えてくださったのは、
若松さんです。
同じ瀬戸内海に沈む夕日でも、見る場所や時間、季節によって随分違うもんだと、あなたの夕日の写真を見て実感しました。
私の町では秋分や春分の日に、恋人岬のモニュメントの穴の中に、夕日がスッポリ入る仕掛けを造っています。この夕日を見ると幸せになるなんて大嘘をついて、パロディ豊かに生きています。
双海の春分の日の夕日はブラジルリオデジャネイロの朝日です。不思議ですね。
夕日が海に落ちる姿を見えるふるさとに住めて幸せです。幸せとは幸せと感じる心ですから・・・・。
人間牧場主 若松進一