1分1秒を惜しんで勉強した留学時代
ですからアメリカに留学して、毎日勉強の鬼になりました。
勉強の虫じゃないですよ。
そんな生易しいもんじゃない。
もう道を歩く時も風呂の中でも、食事をする時でも、寝てる時の数時間以外は全て勉強すると。
もちろん英語で、アメリカですので。
家族が泣いている中で、同じ1つ違いの兄貴に中退してもらってまで支えてもらって、
血を吐いている親父に何とか喜んでもらいたい、お袋にも喜んでもらいたいということで発ったわけなんで、
1日1日のアメリカでの生活というのは、遊びほうけるというわけにはいかない。
本当に今の自分が恥ずかしくなるぐらい、その当時は1分1秒を惜しんで勉強をしました。
多くの学問で、アメリカで学んだことはたくさんありますけれども、でもそれ以上に学んだことは、
そこではいろんな肌の色の人達が、皆明るく、夢にあふれ、希望にあふれ、
アメリカンドリームを掴もうとして一生懸命に仕事をしている。
そして世界で最も進んだ文明や、社会システムを持っている。
僕はそのことに感動し、いつか日本に帰ったら、必ず世界に誇れるような企業を日本に作りたい。
そして、いずれその会社がそれなりの規模になったら、世界中の人々に我々の貢献する仕事で幸せを提供したい。
そういうことを誓って勉強しました。
あのとき支えてくれた家族に、少しでも恩返しがしたい
ですから今振り返ってみて、あの時もし、あの16歳の僕がアメリカに、外の国を知らなかったら、
それを体験しなかったらと思うと、今の僕の人生は全然違ったものになってしまう。
結果的には、父は無事体の健康を取り戻し、お袋も今は笑って過ごしていますし、兄貴も幸せにしております。
あのとき支えてくれた、高校を中退して支えてくれた兄貴がいた。
そのお礼を何らかの形でしたい。
僕が皆さんの支えとなる、ささやかな支援という形でしようと思っているのは、
皆さんの家族だとか兄弟が高校を中退してだとか、会社を辞めてまで、
あるいは何か特別なことをして皆さんの留学を支援するという、
そういう境遇の時は、それはそれでいいんですけども。
先ほど大臣も、アルバイトに明け暮れてやっと1カ月留学ができたということですが、
皆さんが少しでも夢と希望にあふれ、多くの人々に貢献できる、
そういう道を提供できるのであれば、それが兄貴に対する恩返しであり、
親父やお袋に対する恩返しだと。
少しでもそういう形で恩返しがしたいと。
少しでも皆さんがこの素晴らしい、美しい、本当に愛しき日本に、
皆さんがこれから大人になって高い志で、皆さんの後に続く多くの若者に、そしてお年寄りに貢献できたら、
そのことに僕が少しでも間接的に皆さんを応援できたら、そういう思いで今回支援することにいたしました。
ぜひ、ぜひこの機会を。
人生でこの今の皆さんの若い時というのは、二度とやってきません。
1日1秒を大切にしていただいて、このきっかけを大切なものにしていただきたい。
有意義なものにしていただきたい。
心からそう思います。頑張ってください。
ソフトバンクをここまで信頼される企業にされた孫さん。
留学に関して、このような経験があったのだ。
留学をどんな思いで、どう生かしていくかが重要。
可能性や豊かさが広がる。
岬人(はなんちゅう)
ですからアメリカに留学して、毎日勉強の鬼になりました。
勉強の虫じゃないですよ。
そんな生易しいもんじゃない。
もう道を歩く時も風呂の中でも、食事をする時でも、寝てる時の数時間以外は全て勉強すると。
もちろん英語で、アメリカですので。
家族が泣いている中で、同じ1つ違いの兄貴に中退してもらってまで支えてもらって、
血を吐いている親父に何とか喜んでもらいたい、お袋にも喜んでもらいたいということで発ったわけなんで、
1日1日のアメリカでの生活というのは、遊びほうけるというわけにはいかない。
本当に今の自分が恥ずかしくなるぐらい、その当時は1分1秒を惜しんで勉強をしました。
多くの学問で、アメリカで学んだことはたくさんありますけれども、でもそれ以上に学んだことは、
そこではいろんな肌の色の人達が、皆明るく、夢にあふれ、希望にあふれ、
アメリカンドリームを掴もうとして一生懸命に仕事をしている。
そして世界で最も進んだ文明や、社会システムを持っている。
僕はそのことに感動し、いつか日本に帰ったら、必ず世界に誇れるような企業を日本に作りたい。
そして、いずれその会社がそれなりの規模になったら、世界中の人々に我々の貢献する仕事で幸せを提供したい。
そういうことを誓って勉強しました。
あのとき支えてくれた家族に、少しでも恩返しがしたい
ですから今振り返ってみて、あの時もし、あの16歳の僕がアメリカに、外の国を知らなかったら、
それを体験しなかったらと思うと、今の僕の人生は全然違ったものになってしまう。
結果的には、父は無事体の健康を取り戻し、お袋も今は笑って過ごしていますし、兄貴も幸せにしております。
あのとき支えてくれた、高校を中退して支えてくれた兄貴がいた。
そのお礼を何らかの形でしたい。
僕が皆さんの支えとなる、ささやかな支援という形でしようと思っているのは、
皆さんの家族だとか兄弟が高校を中退してだとか、会社を辞めてまで、
あるいは何か特別なことをして皆さんの留学を支援するという、
そういう境遇の時は、それはそれでいいんですけども。
先ほど大臣も、アルバイトに明け暮れてやっと1カ月留学ができたということですが、
皆さんが少しでも夢と希望にあふれ、多くの人々に貢献できる、
そういう道を提供できるのであれば、それが兄貴に対する恩返しであり、
親父やお袋に対する恩返しだと。
少しでもそういう形で恩返しがしたいと。
少しでも皆さんがこの素晴らしい、美しい、本当に愛しき日本に、
皆さんがこれから大人になって高い志で、皆さんの後に続く多くの若者に、そしてお年寄りに貢献できたら、
そのことに僕が少しでも間接的に皆さんを応援できたら、そういう思いで今回支援することにいたしました。
ぜひ、ぜひこの機会を。
人生でこの今の皆さんの若い時というのは、二度とやってきません。
1日1秒を大切にしていただいて、このきっかけを大切なものにしていただきたい。
有意義なものにしていただきたい。
心からそう思います。頑張ってください。
ソフトバンクをここまで信頼される企業にされた孫さん。
留学に関して、このような経験があったのだ。
留学をどんな思いで、どう生かしていくかが重要。
可能性や豊かさが広がる。
岬人(はなんちゅう)
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