喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

大学進学のために親元を巣立った娘の思い ~岡山大学 グローバル・ディスカバリー・プログラム~

2019-04-06 | 生き方
 娘たちがふるさとを離れ、1週間が経った。
我が家は、すごく静か。
あの笑いに満ちた、騒々しさがない。
妻は、冷蔵庫の食材が減らないと驚いている。
朝、トイレを待つこともない。

 妻と娘たちは毎日のようにライン電話で話をしているので、
寂しさは和らいでいる。

 どんな気持ちで新しい生活を送っているのだろうか。
今、家にいたころを振り返って、どう感じているのだろうか。
気になるところだ。

 そんなおり、フェイスブックに以下のようなことをアップしていた。
人は、思いを伝えあうことで、近づくことができる。



 「岡山大学に入学しました。

「勉強だけが大学じゃないよ。」
とは言いますが、今の私は、過去最高に勉強するのだと意気込んでいます。
今の私は。

 式典中、100回以上相槌を打ちました。
首が 寝違えたような状態です。
そして、背筋を伸ばしすぎて途中で つりました。
良い思い出です。
卒業式では、相槌200回を目指します🤤


 グローバル・ディスカバリー・プログラムの同級生は、インスタにおいても英語で投稿していました。
今の私にはできません。
4年後には、Facebookの投稿が英語だらけになっているはずです。多分。
よろしくお願い致します。


 妹のさやかに、毎日夜9時に安否確認のため連絡をするようにしています。
「おやすみ」でも「あ」でも「お」でも良いからメッセージを送り合おう!という決まりです。
 安否確認とは言ったものの、本当は、1人では寂しいので妹に構ってもらいたいだけです。
「3日もすれば慣れるけん、大丈夫よ。」
と妹は言ってくれました。
その通り。
まだ3日も経っていませんが、妹に連絡するのが既に面倒です。
 入学前後の週が、これほど忙しいとは思っていませんでした。




 今になり、これまでいかに両親に頼り切っていたかということを痛感しています。
(痛感していますが、だからといって困っていることも特にないのでご安心ください。)
 誰かが私が使用している家計簿アプリを覗くと、驚くでしょう。
かなり節約しています(自分としては)。
 今の私は自分で稼いだ金で生きているわけではないので、
両親に頼っているのは今も同じです。
ありがとうございます。

 父が人生で最も懸命に勉強に打ち込んだのは、大学生時らしいです。
 高校でも、これでもかというほど勉強していたそうなのに(祖母は口を開けば父の勤勉さについて語ります)、
どんな勉強量だったんだろうと、私には想像もつきません(´-`).。oO


 それにしても、家族に自分の投稿を見られるのって、気まずいというか何というか・・・普通に嫌。笑

 玄関のチャイムが鳴ったので、この辺で止めます。
まぁ扉は開けませんが🤫😜」


   「グローバル・ディスカバリー・プログラムのウェルカムパーティー」         

 親は子を思い、
子もあんがい親のことを思い。
 離れてみて、分かることが多い。

 ディスカバリーとは、「発見」すること。
大学生活で、新たな自分を発見してほしい。
多くの人との交わりの中で、新たな世界を発見してほしい。
 それを通して、成長していける。

 そんな時間は、とても大切だ。



      岬人(はなんちゅう)


   「グローバル・ディスカバリー・プログラムのウェルカムパーティー」  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三崎高校を卒業した娘が、愛... | トップ | 二名津にある慈照寺住職さん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生き方」カテゴリの最新記事