喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

子どもの誕生日は、親の記念日

2016-11-08 | 家族
 昨日11月7日は、双子の娘たちの16回目の誕生日だった。
自分に置き換えると、双子の父親になって16年目となる。
妻にとっては、お腹を痛めて産んだこともあり、また特別だと思う。

 誕生日とは、子どもにとっても、親にとってもそんな日。

 いつもよりも早く職場を出て家路についた。
途中、いつもお世話になっている田村菓子舗のよっくんに電話をかけ、
「今日娘たちの誕生日なんやけど、ケーキないやろか。」
「金太郎いもタルトと浅野さんちのデコポンろーるはあります。」
「それでは、金太郎いもタルトをお願い。」
ということで、買って帰った。



 夜7時過ぎ、2人そろって帰って来た。
 いつものように隣の母家に寄って、祖父母からお祝いを言ってもらい、
お菓子までもらったようだ。

 私が買って帰った金太郎いもタルトを見て、うれしそうにし、
「ありがとう。」
と言って切り分けて食べた。

 そして次に出た
「お父さん、お母さん生んでくれてありがとう。」
の言葉に、ぐっときた。



 田舎暮らしには、こんな時間とふれあいをもつことができる。
小さな幸せを感じた立冬の夜だった。

             岬人(はなんちゅう)

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